和歌山で開業20余年の鍼灸院です。
自律神経を整え、不定愁訴改善の力になります。
ホーム > ダイアリー > 子どもの鼻づまり

子どもの鼻づまり

お子さんの成長がちょっと遅いな、とか、周りと比べて身体が小さいな、と気になるところがある方、そのお子さんはちゃんと鼻呼吸出来ていますか?

健康な人にとって鼻づまりは、風邪や花粉症の時期などにだけ起こり、比較的短い期間で治るものですが、鼻炎や副鼻腔炎などにより鼻づまりが慢性化してしまうと、他にも色々な症状を引き起こす原因になる可能性があります。
中でも、特に子どもさんの脳や身体の発育に大きな影響を与えることが分かってきました。

・口を開けて呼吸をしている
・いびきをかく
・寝付きが悪い
・夜中に何度も目が覚め、熟睡出来て いない
・昼間に眠くなったり、ボーっとする
・集中力がない、もしくは続かない
・身長が伸びない
・ご飯をあまり食べない

お子さんに、上記のような症状が見られる場合、鼻がつまっていないか良く見てあげて下さい。

ちなみに、小さい頃からずっと鼻づまりのお子さんは鼻がつまっているのが普通なので、症状を訴えることはないようです。
また、自分で伝えられない小さいお子さんにも起こるので、いつも口を開けているなぁなどと気になる症状がある場合、一度耳鼻科を受診することをお勧めします。

慢性化した鼻の不調には、病院で適切な薬を処方してもらうことも大切ですが、鍼灸施術で血流を良くすることで鼻づまりの改善も期待できますし、よく眠れるようにもなります。
成長ホルモンは夜、眠っている間に分泌されるので、良い睡眠を取ることはお子さんの成長にとって非常に重要なことです。

お子さんの成長を妨げているのは、もしかしたら鼻のせいかもしれません。
出来るだけ早く、気付いてあげて下さいね。