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風邪対策 vol.2

先日、風邪予防、引き始めに効果的な手のツボをご紹介しました。

引き続き、これからの季節に役立つ風邪対策をお伝えします。

東洋医学では、風邪は「風の邪気」ということで「ふうじゃ」と呼ばれ、「風門」というツボから邪気が入ることによって風邪をひくと考えられています。

「風門(ふうもん)」は、その名の通り邪気の出入り口というイメージのツボです。

そこから邪気が入らないように、また、入ってしまった時には出やすいように、「風門」を温めると良いですよ。

「風門」の場所は、首の後ろ、下を向いて首の後ろを触ると出っ張った骨があるので、その骨から下へ2つめの骨の突起を中心に、左右指2本分外側になります。

肩甲骨の間のちょっと上辺りという感じなので、自分で対策する時は、ピンポイントでツボを刺激するというより、その辺りにカイロを貼ったり、温かいシャワーやドライヤーをあててあげると効果的です。

ゾクゾクッと寒気がする時などは特に、「風門」を意識して温めてあげて下さいね。