和歌山で開業20余年の鍼灸院です。
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もうずいぶん長く続けている「おついたち参り」。

今日は、大学から戻ってきている長女も一緒に行く予定です。

毎月1日以外にも、日曜の朝や空き時間がある時など、氏神さまは近所なのでよくお参りに行っています。

神社は基本的に気が良い場所にあり緑も多いので、行くだけでリフレッシュ出来るのでおすすめです。

神社に行き、神さまに何かお願いをするのではなく静かに自分と向き合い、今こうして居られることに感謝するという時間を持つことは、開運にもつながっていくと思います。
 
今回の「いいこと」のタネは「神社にお参りする」です。

普段の神社ならまず3密になることもないと思うので、ぜひ出掛けてみて下さいね。
以前にも、人間は自分にとって良いことはすぐに当たり前になり、透明になってしまい気付くのが難しくなるけれど、反対に自分にとってイヤなこと、都合の悪いことは気付きやすく、ずっと気になりやすいものだとお伝えしました。

自分で意識しなくても、痛いこと、辛いことなどのイヤなことには本当に敏感にセンサーが働いてすかさずキャッチしてしまうので、何事もないかのように振る舞うのはかなり難しい思います。

とはいえ、イヤなことに気付いて、それについてただイヤだなー、イヤだなーと思っていても状況は好転しませんよね。

なので、イヤなことに気付いた時に、自分で自分に向かって質問することをおすすめしたいと思います。

今回の「いいこと」のタネは「じゃあ、どうなったらいいと思う?と聞いてみる」です。

これを、一度だけでなく何度か繰り返し自分に質問してみて下さい。

今イヤなことが改善したらどうなるか、どうなって欲しいか、改善したらどんな風に良いようになるか、というように、良くなったその先にどんどん気持ちを持っていくようにするとより良いですね。

今の良くない状況を認めて受け入れた上で、それが良くなって嬉しい気持ちを感じる時間を少しでも長く持てるように意識していくと、ふと気付くと状況が変わっていたりするものです。

タダで出来ることですから、騙されたと思って試してみて下さい(^^)
緊急事態宣言が解除の方向へ向かい始め、少しずつ外出自粛を緩めても良い状況になってきましたが、今までと変わらない感じで外出するのはなかなか難しいですね。

これからは、コロナウイルスと上手く共存していくようにする=今までとは違った生活に変えていくようになる、と言われていますね。

今、変化の過渡期にいるので、コロナ以前ならこうだったのに…ということに引っ張られ、前と同じように「出来ない」ことが目立っている状態です。

コロナ騒ぎのおかげで、今まで何とも意識してなかったことが、当たり前じゃなかったんだなと感じることが色々出てきていませんか?

この世界的な非常事態を、普段の暮らしが続いていれば気付かずスルーしていた「当たり前の幸せ」に気付くいい機会だと捉えて、透明になって隠れているそれらを見つけ出す時間を取ってみて下さい。

すぐに気付きやすい「悪いこと」にばかり気持ちが引っ張られるのは、本当にもったいないですよ。

今回の「いいこと」のタネは「自分にとって良いことを見つけ出す」です。

宝探しのような気持ちでやってみて下さい。
5月いっぱいまで緊急事態宣言を延長する方針が表明され、どうやら外に出られない期間が長くなるようです。

外に出かけないようにと規制されてしまうと、大人も子どももストレスが溜まりますね。

自分で「外に出ない」と決めて家にいるのと、他から「外出自粛」と決められて家にいるのでは、心身へのダメージが全然違います。

ストレスが溜まってくると、自律神経のバランスが乱れて心身ともに不調が出てきやすくなってくるので、このステイホーム週間の間、ぜひ自律神経を整える週間を取り入れてみて下さい。

自律神経を整える一番手軽で効果的な方法である今回の「いいこと」のタネ「1:2(ワン・ツー)呼吸法」をご紹介します。

「1:2( ワン・ツー) 呼吸法」は、自律神経研究の第一人者である小林弘幸先生が提唱する最も簡単な自律神経の整え方で、やり方はとても簡単。

鼻から3〜4秒ほど「すーっ」とゆっくり息を吸い、次に口をすぼめ6〜8秒かけて「ふーっ」と、できるだけゆっくり長く息を吐き出すだけ。

これを1日1回3分間行うだけで、副交感神経の働きが高まり、乱れた自律神経の働きを回復させることができるということです。

心身の健康管理のために、深呼吸は基本中の基本。

プラスアルファで、ちょっと上向き加減で深呼吸を行うと、より明るい気持ちになりやすいと思いますよ(^^)

恐らく最初で最後になるであろう「ステイホーム週間」、より良い時間にして下さいね。


外出自粛が言われ始めてもうどれくらい経つでしょうか。

お店も時短営業のところや臨時休業のところが増えてきているし、何よりあまり出掛ける気分になれなくて、家に居る時間が増えている方が多いと思います。

そんな、今までになく家に居る時間が長く、家の中で何しよう?という時、家のどこか1ヶ所でいいので、お気に入りコーナーを作ってみてはどうでしょう?

いつも見ているテレビの周りをきれいに整えるというのもアリですし、自分が居る時間の長い場所の片隅に、好きな雑貨を飾るコーナーを作ってみるのもいいですね。

とにかく、そのスペースが目に入るとホッとする、落ち着く、嬉しい気持ちになるというような自分のお気に入りスペースを作ることで、無意識に気分が上がります。

反対に、なんだかちょっとゴチャついていたり、汚れていたりして、目に入ってあまり気分が良くないところをいつまでも見て見ぬフリでやり過ごしていると、知らず知らずのうちにそのスペースからマイナスの気を受け続けることになってしまいます。

自分が気に入った空間で過ごすことは思っている以上に心身に影響を与えるので、この機会にまずは1ヶ所、自分が嬉しい気持ちになれるスペースを作ってみて下さい。

今回の「いいこと」のタネは「お気に入りスペースを作る」です。
この数ヶ月の間に、今まで経験したことのないようなことが次々に起こっていますね。

日本より外出自粛の規制が強い国々では、みんなが一斉に車に乗らなくなったおかげでいつもどんよりしていた空の色がすっきりキレイな青空になったとのことで、地球側から見るとコロナ騒ぎもいい面があるようです。

学校や会社に集まって過ごすことが良くないこと、やってはいけないことと言われ、今まで当たり前だったことが出来なくなり、急激な変化に戸惑っている人が多いと思いますが、太古の昔から、変化に順応していけるものだけが生き残ってきています。

今まで出来ていたあれが出来ないとか、あそこに行けなくなったなど、マイナス面はよく目につくと思いますが、悪いことばかりに目を向けず、今の状況で自分に何が出来るかを考えたりして、この変化を積極的に楽しむくらいの気持ちで生活していけたらいいなと思っています。

今回の「いいこと」のタネは、「『今』の良いところを探してみる」です。

今のような状況はなかなか貴重だと思います。

ぜひ「今だから出来ること」を探してみて下さい。
昨日、唾液の大切さをお伝えしましたが、唾液関連でもう一つ、身体のために出来る簡単な健康法をご紹介します。

渇いた身体に効率よく水分を吸収させることが出来る「含み飲み」という水の飲み方です。

渇きを癒すために水を飲むことは大切なのですが、ただ水をたくさん飲んでも身体に吸収されずにおしっこになって出て行ってしまいます。

身体に効率よく水分を吸収させるためには唾液という調整役が必要なので、今回の「いいこと」のタネ「含み飲み」をぜひ試してみて下さい。

やり方は、まず少な目の水を口に含んで、出来れば1分くらい口の中で遊ばせます。

するとそのうちどろっとした濃い目の唾液が出てくるので、一度ペッと吐き出します。(こうすることにより、身体が水分を受け入れる準備が整うのです。)

それから、舌の裏を湿らせように少しの水を口に含み、しばらくおいてからゆっくり飲み込みます。

時間はかかりますが、この飲み方をすると身体への水分の吸収の仕方が違うので、試してみる価値アリですよ。

入浴中にやるのが一番おすすめです。

一度トライしてみて下さいね(^^)


人の免疫力のレベルがどれくらいかというのは、その人の唾液を調べると分かるそうです。

口の中にいる常在菌は、免疫力が落ちると増殖し、免疫力が高いと数が減る
ので、免疫力レベルを知るバロメーターになるということでした。

唾液を多く出すと自律神経が整い、食べ物の消化も良くなる上に、殺菌作用もあるので、自然治癒力や免疫力がアップします。

普段ほとんど意識することがないと思いますが、唾液を出すって健康のためにとても重要なことなんですよ。

じゃあ、唾液をたくさん出すにはどうしたらいいかというと、よく噛んで食べるのが一番です。

食べ物は、口の中で噛んでいるうちに出てくる唾液と混ざり合うことで消化しやすい状態になります。

よく噛むことは、内臓の負担を軽くしてあげることにつながっているのです。

自律神経を整え、免疫力を高め、内臓の負担を軽くするといういいことづくめの今回の「いいこと」のタネは、「よく噛んで食べる」です。

簡単に取り入れられるので、毎日の食事のたびにぜひ意識してみて下さい。
連日のコロナ報道は終息の兆しが見えず、わざわざ不安な気持ちを煽るようなニュースばかり流しているかのようです。

よく分からない未知のウイルスのことを過剰に怖がり過ぎてもいけないし、かと言って全然気にしないというのも良くないしで、正しく怖がるというのはなかなか難しいことだと新聞のコラムに書いてありました。

今後どうなっていくか、先の見えない状況ではどうしても不安になってしまいますが、こんな時こそ自分の持っている免疫力を上げていくことが大切です。

そのための1つの方法として、自分で出来る範囲の備えはした上で、リラックスして何も考えずに笑う時間を作ることをおすすめします。

手洗い、アルコール消毒をする、日持ちする食べ物を買い置きするなど、ちょっとした備えをしておくことは、自分を安心させてあげることにつながります。

安心して、リラックスして笑うというのは免疫力アップにとても効果的なので、テレビや映画、YouTubeの動画などなんでもいいので「これを見たら笑える!」という自分の中のテッパンネタを見つけてみて下さい(^^)

世界がこんな時だからこそ、今回の「いいこと」のタネは「笑う」です。

スタンフォード大学で「許し」について研究した調査結果を本で読んだので、ご紹介します。

(1) 許すことが多い人は、健康上の問題を訴えることが少ない。

(2) 自分のトラブルを人のせいにする人は、ガンなどの病気にかかる確率が高い。

(3) 人を許せず、恨みを抱いている人は、高血圧になりやすい。

(4) 人を許す自分をイメージするだけで、循環器系・神経系の病気が改善した例がある。

(5) 許すことを覚えた人は、ストレスを訴えることが少なくなり、ストレスによる身体症状も改善される。

これを読んでどう思われるでしょうか?

この調査結果を見ると、自分の健康状態が「許す」ことで良くなり、「許せない」と悪くなりやすいということが分かります。

イヤなことが起こった時、ついつい自分ではない何かや誰かのせいにしたくなりますが、その状況を「許す」ことは、結果的に自分のためになるようです。

ということで、今回の「いいこと」のタネは「許してみる」です。

日々の生活の中、イラッときても、ムカついてもいいんです。

その感情を一旦認めた上で、まずはフリでいいので「許してみる」を取り入れてみると、ラクになる部分があるかもしれません(^^)