和歌山で開業20余年の鍼灸院です。
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昨日は、冷え対策に、熱を作るのは主に筋肉だから、軽い運動を取り入れて筋肉量を増やしましょうとお伝えしました。

運動以外の対策としては、湯船に浸かって温まる、というのも大切です。
寒い時期には湯船に浸かっても、暑くなるとついシャワーで済ませてしまうことが多くなりがちではないですか?

リラックスして自律神経を整えるためにも、ゆっくり湯船に浸かる時間は大事にしていただきたいと思います。

忙しい毎日で、そんな時間が取りづらいという方は、もう少し手軽に足湯や手湯をするだけでも効果的です。

洗面器やバケツに、くるぶしより上まで浸かるくらいお湯を張ってしばらく足を入れておくだけで、温まった血液が全身を巡って身体がぽかぽかしてきます。

手湯は、あまり聞きなれないかもしれませんが、洗面器にお湯を張って手首まで浸けておくだけで、結構温まって肩周りもほぐれてきますよ。

お湯に粗塩を入れると、より発汗効果が期待出来ますし、手湯をする時、お湯と水を用意して交互に浸けてあげると、より血液循環が良くなりますよ。

ぜひ試してみて下さい(^^)

「冷え」を改善する方法として、軽い運動を取り入れて身体を動かすということがまず一番に挙げられます。
熱は主に筋肉で作られますし、筋肉の中には血管がたくさん通っているので、筋肉を動かしてあげることで全身の血流が良くなります。

運動不足やダイエット、また加齢などにより筋肉量が減ってしまうと、生み出せる熱も少なくなってしまい、慢性的な冷えにつながるので、筋肉量を増やすよう意識することが大切です。

人間の筋肉の70%は腰から下についているので、足を動かして歩くのはとても良い運動です。
ウォーキングやジョギングは、足の筋肉を鍛えられるし、野外の空気を吸って気分転換にもなるしおすすめですが、なかなかそんな時間もないという方は、家で歯磨きする時にかかとの上げ下ろしをする、とか、椅子に座っている時に足首を曲げ伸ばししたりぐるぐる回してみる、とかの、ほんの小さな動きを日常に取り入れてみてはどうでしょうか?
また、肩甲骨周りにも大きな筋肉がついているので、気付いた時にバンザイのポーズを繰り返すと、肩こり解消にも効果的です。

生活の中に、小さな動きから取り入れていき、少しずつ筋肉量を増やしていきましょう(^^)
寒い季節はもちろんですが、現代ではエアコンが普及したおかげもあり、夏の暑い時期でも関係なく、1年通して「冷え」を感じる人が増えています。

人間は身体や頭を使って活動する時に熱を生み出していますが、日常生活があまり活動的でないと、熱を作り出す力が弱くなってきます。
熱を作り出す仕事を請け負っているのは主に筋肉なので、男性と比べると筋肉量の少ない女性の方が冷えを感じやすい体質と言えます。

また、胃腸の働きが弱い方は、消化・吸収する力が低下しているのでどうしても食べる量が減ってしまい、体内で熱を作る力が弱まって冷えにつながりやすいです。

身体が冷える、というだけでは、西洋医学的には特に病名がつかないのですが、東洋医学で言うところの「未病」の状態になり、この一見大したことなさそうな不調をそのままにしておくと、血流障害がおこったり、免疫力が低下したりして、様々な病気の原因になりかねません。

最近は、平熱が36度以下の低体温の人が増えているようですが、体温が1度下がると、免疫力は30%以上、エネルギー代謝は12%ほどダウンするそうです。
代謝が下がることで老廃物の排出がうまくいかず、吹き出物が出来たり痩せにくかったりと、美容にも健康にも良くないですし、ガン細胞は35度で最も増殖する性質があるとされていますから、「冷え」ることで良いことは見当たりません。

まさに、「冷えは万病の元」です。

「冷え」が気になる方は、何か病名がついてしまう前にどうにか改善したいですね。

続きます。

新入生歓迎会
昨日は、うちの娘たちが通う高校の新入生歓迎会でした。
毎年、県民文化会館の大ホールを借りてやる大きなイベントなので、時間を作ってちょっとのぞいてきました。

演劇部の舞台に始まって、バトン部のダンス、邦楽部による琴の演奏、合唱部のコーラスとミュージカル、最後に吹奏楽部の演奏があり、どれもこれも素晴らしく、本当に楽しませてもらいました(^^)

大ホールの大きな舞台で堂々と発表する高校生達の姿はみんなキラキラしていて、エネルギーが溢れていました。
ついこの間まで中学生だったのに、ほんの1、2年でこんなにも成長するんだなぁと驚くばかりです。

長女から話は聞いていたものの、初めて高校生の舞台を観た次女は、想像していた以上のクオリティの高さに圧倒されたようです。

ちなみにうちの長女は、放送部として裏方で場内アナウンスを担当していました。
受験を乗り越えて入学したのはついこの間のことのように思いますが、もう今年は最高学年として舞台を支える側になっていて、時の経つのは早いなぁと改めて感じた一日でした。
豆苗、育ててます
初めて豆苗を食べたのはずいぶん昔の話ですが、炒めて食べてみたその時の印象は豆くささが鼻についてあまり美味しく感じられなかった、というものだったので、その後長い間、手に取ることなく素通りしてきました。

でも最近、なんとなくまた買ってみようかなぁという気になり、今度はスープにしてみたら、記憶に残っているような豆くささはあまりなく、食べやすくて美味しかったんです(^^)

これならまた食べたいと思えたので、豆苗の袋に書いてあった栽培にチャレンジしてみました。
そしたら本当に室内ですくすく育ってくれて、もう一度収穫して食べられました!

育っていくのを見るのも楽しいので、それからは時々豆苗を買って2度目、上手くいけば3度目の収穫まで楽しんでいます。

豆苗って、そんなによく食べられる食材じゃないイメージですが、皆さんの食卓ではどうでしょうか?
手軽に気軽に栽培も楽しめるので、なかなかオススメですよ(^^)
名草山まで走ってきました
この土日は急に気温が上がって、まだ4月なのに夏のようでしたね!
4月の気温の高低差についていくのはなかなか体力がいります(^^;)

さて、今まで、和歌浦の方へ向かい、展望台のある高津子山に登ってくるコースは何度か走ってきましたが、山の頂上で東の方角に見える名草山がなんとなくずっと気になっていたんです。

和歌山に住んでいながら一度も行ったことがなかった名草山に、先日思い立って走りに行ってきました。

ハイキングコースもあると聞いていたので、あまり調べもせず、近くまで行ったらなんとかなるだろうと思っていたのですが、たぶんこの辺から登れるのではと考えていた辺りに行ってみたもののどこから登ったらいいのか見つけられず…。
どうやらあちこちに登り口があるらしいのですが、標識や目印が見当たらなくていきなり困ってしまいました。

しばらくうろうろして、どうにか登って行けそうな民家の路地にある階段を見つけたので、とにかく登ってみることに。
狭い路地を不安になりながら進んで行くと、「乃木将軍彰徳碑」を発見!
これは、事前にちょっと調べた時にパソコンの画面で見かけていた物。
道を間違えてなかったことに安心して、頑張って頂上まで登ってきました。

頂上からは和歌山市が一望でき、本当に綺麗な眺めでしたよ(^^)

しばらく景色を楽しんでから無事に下山した後は、三葛の街を探索しつつ、全行程3時間ほどで無事に帰ってきました。

初めての名草山、遠くからは穏やかそうな山に見えていましたが、急勾配の坂の連続で、思っていたよりかなり大変でした(>_<)
たぶん、ハイキングコースを見つけられていたらもっと楽に登れていたんでしょうね。

次に行く機会があれば、もう少しちゃんと下調べをしてから行こうと思います(ーー;)


和歌山市の介護保険の取り組みの1つとして、「健康維持・リフレッシュ事業」というものがあるのをご存知ですか?

これは、要介護度区分3、4、5で、在宅で生活している方が対象の事業で、鍼、灸、あん摩マッサージ指圧、柔道整復のサービスが月に4回まで利用できるという和歌山市独自の取り組みです。
ご自宅に施術者が訪問して、20〜30分の施術を、1回につき200円の利用料で受けることが出来ます。

私も施術者として登録しており、ご縁をいただきご近所の方々のところに週に一度のペースでお伺いさせてもらっています。

せっかく良いサービスなのにあまり周知されていないようなので、対象の方々にもっと知っていただき、活用していただけたらいいなと思います。

なお、このサービスの利用には申請が必要です。
興味を持たれた方は一度ケアマネージャーさんや、市役所の介護保険課に問い合わせてみて下さいね。
この時期、くしゃみや鼻水、目のかゆみなどの症状は出ていませんか?

花粉症が国民病のようになり、天気予報の時に花粉情報も教えてくれるなど、2月頃から花粉の対策を考えることは当たり前になってきました。
暖かくなってくるのは嬉しいけれど、花粉症に悩まされている方にとってはツラい季節ですね。

2月中旬からスギ、3月中旬からはヒノキの花粉がよく飛散するそうですが、3〜5月にかけて、風向きの関係で中国から黄砂も飛来してきます。
晴れているのに空が黄色っぽく霞んだり、車などに黄色っぽい砂が積もったり…というのが黄砂です。
今の時期にくしゃみや鼻水の症状が出ている方は、もしかしたら花粉ではなく黄砂の影響を受けているのかもしれません。

黄砂の中に含まれるカビ、ダニ、ホコリ、そしてPM2.5という有害物質などが、アレルギー症状を引き起こす原因です。
黄砂やその他の有害物質は、花粉の10分の1以下の小ささなので、花粉用のマスクではすり抜けてしまい、肺の奥まで入って蓄積します。
ぜんそくや肺炎などを引き起こす可能性もあるとのことです。
元々ぜんそくを持っていたり、気管支の弱い方は特に注意が必要ですね。

残念ながら黄砂アレルギーに対しては今のところ特効薬はなく、対策としてはとにかく体内に入れないよう気をつけることに尽きるようです。

花粉や黄砂に負けないよう身体の抵抗力を高めて、この時期を乗り切りましょうね(^^)







めまいの症状を訴える患者さんは時々いらっしゃいますが、先日、小学生のお孫さんがめまいがすると言って学校をお休みしたという話を聞きました。

症状がひどい様子なので病院へ連れて行くと、「ゲームのやり過ぎ」と言われたそうです(>_<)

前傾姿勢で長時間集中してゲームをすることで、子どもさんでも首や肩に負担がかかって凝ってしまい、自律神経のバランスが崩れてめまいの症状が出てきたんじゃないかなと思われます。

子どもさんは基本的に身体が柔らかいので、動かしてあげると凝りはほぐれやすいはずなのですが、最近は勉強やゲームで同じ姿勢を続けることが多く、なかなか凝りが取れないようですね(ーー;)

小さい子どもが鍼灸院に行くというのはあまり馴染みがなくて変な感じがするかもしれませんが、うちの鍼灸院には幼稚園児から小、中、高、大学生まで、色々な年代のお子さんが来てくれています。
皆さんのリピート率はかなり高く、子どもさんに気に入っていただけるのはとても嬉しいなぁと思っています。
ちなみに、子どもさんには刺さない鍼(無血刺絡)で対応することがほとんどなので、痛みや怖さの心配はしなくて大丈夫ですよ。

心身のバランスを取る手段の1つとして、子どもさんにももっと活用していただきたいです。

新学期が始まり、新生活の疲れが溜まってくるところに春の不安定な気候のストレスも重なり、大人だけでなく子どもさんもどうしても普段より体調が崩れやすくなるこの時期。

ずっと元気に笑顔で登校出来るように、ぜひお気軽に心身のメンテナンスに寄って下さいね。
体力作りを目的に始めたジョギングですが、すっかり趣味になり、時間が出来ると近くにある和歌山城の中を走っています。

ですが、桜のシーズンだけはあまりにも人が多くてとても走れる状態ではないので、お花見の時期はしばらくお城に行けません。
それで、どこか違うところを…ということで、今、「街ラン」をしています。

NHKのBSプレミアムで、つるの剛士さんがジョギングしながら街を散策する「ふらっとあの街 旅ラン10キロ」という番組があり、楽しそうに走っているのを見て、普通に街の中を走るのも良さそうだなぁと思い真似してみることに。

誰もジョギングしてない普通の路地を走るのは始めはちょっと抵抗ありましたが、すぐに慣れて、車では入れない狭い道がどこにつながっているのか?とか、こんなところにこんなお店があるのか〜とか、走って行くからこその色々な発見がある「街ラン」を楽しんでいます。

先日は、家から秋葉山の方へ出て雑賀崎の山をぐるっと回り、20キロ近くを走ってきました。
さすがに筋肉痛になりましたが、天気も良く、気分は爽快でした(^^)

もう桜の時期も過ぎてそろそろお城も走れそうですが、これからも時々「街ラン」してみようと思ってます。