和歌山で開業20余年の鍼灸院です。
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この週末、また大型台風が近づいてきます。

沖縄から北海道まで見事に日本全体を包み込むようなコースを辿る予報が出ていますね。

日本では台風は単純に1号、2号と順番に呼ばれていますが、海外では台風に女性の名前を付けていて、今回の台風は「チャーミー」と命名され、ネットニュースなどで話題になっているようです。

今までは台風が来るというと、警報が出て学校が休みになることを期待していた我が家の娘たちですが、先日の激しい風雨と停電を経験した今はさすがに、「簡単に台風来て欲しい〜なんて言えやんわぁ」と言っています。

先日の台風の影響で、まだ屋根にブルーシートをかぶせている家も何軒も見かける今、再度の大型台風接近で、被害が広がらなければいいのですが…。

我が家も先日の教訓を活かし、台風が近づいてきたら、浴槽に水を溜めておくのを忘れないようにしたいと思っています。

皆さん、お互いにしっかり備えて、この台風を無事に乗り切りましょうね。






首ポキは恐ろしい
「宝くじで1億円当たった人の末路」という本のタイトル、聞いたことありませんか?

時々新聞広告に載っているのを見ていて、気になったので読んでみました。

タイトルの宝くじの話以外にも、色々な人の末路についてそれぞれの専門家に取材し、著者が結論をまとめて解説をつけるという内容で、面白かったです(^^)

その中の1つに、「癖で首をポキポキ鳴らし続けた人の末路」というのがあったので、ご紹介します。

この末路については、肩こりに特化した鍼灸マッサージ治療院の先生が取材に応じていました。

先生によると、首の関節を鳴らすことは百害あって一利なしの行為。

高頻度で首を鳴らし続けていると、頚椎周辺の組織の損傷を起こし、身体に深刻な負担を与える可能性があるとのこと。

具体的には、首を通っている血管の内部を傷つける恐れがあり、傷ついた部分が変性すると動脈硬化が促進されます。
そして、血栓が形成されやすくなります。

その血栓が何らかの影響で脳に進入した場合、脳梗塞が発生する危険性があるのです。

自分でちょっと首を鳴らすことが直ちに命の危険に繋がることは考えづらいけれど、長期にわたり常習的にやっていると、中枢神経を損傷したり、循環器領域での生命を脅かす疾患の遠因になってしまうことも考えられる、ということでした。

そう説明されるとなんだかちょっと恐ろしい感じがしますね(>_<)

でも本当に、頚椎は重要かつデリケートなところなので、もし頻繁に首をポキポキ鳴らす癖のある方はなるべく控えめにして、首を大切にしてあげて下さいね。
まだ9月ですが最近はお天気のかげんもあってか、ずいぶんと涼しくなってきたので、必要に応じてお灸も取り入れ始めました。

お灸は煙が出るし、においも気になる方がいるかもしれませんが、寒くなってくると特に、つぼに感じるじんわりとした熱が心地よいです。

先日の東洋医学特集の番組では、昔ながらのモグサをイギリス人の方がアフリカで普及活動して下さっていました。

昔から、足三里というつぼへのお灸は免疫力を高める、胃腸の調子を整える、足の疲れを取るなどの効果でよく知られています。

お灸を続けたアフリカの方々の中には、結核が治って体力も回復し、普通に働けるようになったという方もいらっしゃいました。

私達も、日常にお灸を取り入れることで、体調を大きく崩すことを防げるはずです。

これから寒くなってくるので、体調の管理、底上げに、身体を温めるお灸はおすすめですよ(^^)




23日の日曜日、毎月恒例の鍼灸勉強会に参加してきました。

今回は、以前から何度か参加して下さっている京都の先生がまた和歌山まで来て下さり、一緒に勉強させていただきました。

元々、和歌山でJAZZマラソンの大会の開催が決まり、鍼灸マッサージ師会がスポーツマッサージのボランティアに入ることになったのがきっかけで始まったこの勉強会。

今年も11月11日の開催日まであと2カ月を切ってきたので、今回はランナーの方々に向けての施術を主なテーマとして学びました。

京都の吉舎(きさ)先生は、地元である京都マラソンを始め、色々なところのマラソン大会でマッサージボランティアとしての活動もされているので、その経験から得たたくさんのことを惜しげもなく教えて下さいました。

今年は和歌浦ベイマラソンのマッサージにも、わざわざ京都から私達と一緒に参加して下さいます。

吉舎先生から、そして先日の東洋医学特集の番組からも刺激を受け、私自身の中で鍼灸に取り組む気持ちにまた一段と良い変化が起こっているのを感じます。

鍼灸は奥深く、面白いです。

以前にお知らせした、「東洋医学 ホントのチカラ 〜科学で迫る 鍼灸・漢方薬・ヨガ〜」という番組、昨日放映されたのですが、ご覧になった方はいらっしゃるでしょうか?

私はリアルタイムで見ることができました。

二部構成で、2時間半という長時間のうちのかなりの時間を鍼灸に割いてくれていて、ヨガ、漢方薬、お灸についても、勉強になる番組でした。

鍼もお灸も、海外の方が熱心に取り組んで普及活動してくれていることも知れて、鍼灸には素晴らしい力があるということが世界でも認められるようになってきて嬉しいことだなぁと思いました。

また、鍼灸について医師や大学の教授の方達が研究して下さっていて、その効果が科学的に証明されてきていることも、今まであまり鍼灸に興味や関心がなかった方々が少しでも取り入れてみようかなというきっかけになってくれるのでは?と期待が高まります。

定期的に鍼灸施術を受けることで、体調の底上げをして免疫力を高めることが出来るので、予防医療に最適です。

なので、不調がある方はもちろん、特に何もないという方でも、健康寿命を延ばすために、気軽に鍼灸院を訪れる方が増えてくれると嬉しいです(^^)


La Q(ラキュー)
LaQ(ラキュー)というおもちゃをご存知ですか?

四角と三角の基本パーツと、それをつなぐための5種類のジョイントパーツがあり、平面はもちろん立体や球体の形も、組み合わせ次第で様々な作品が創り出せる、ブロックに分類されるおもちゃです。

うちの子ども達が小さい頃、本屋さんで試して遊べるスペースがあったのを見かけ、初めてそんなおもちゃがあることを知りました。

初めは小さいキットから、その後、買い足したりプレゼントでもらったりして少しずつ増えていき、小学校低学年の頃から高校生になった今も、時々思い出しては引っ張り出してきて遊んでいます。

パチンパチンとパーツをはめて組み合わせていく時の音や手先の感覚が心地よく、自然に集中力や創造力が身につくとのことで、保育園、幼稚園や、医療施設、養護施設などでも取り入れられているそうです。

小さい子どもから高齢の方まで、長く使えるおもちゃなので、機会があれば一度手に取って遊んでみて下さいね(^^)

昨日とおとといでは、季節が変わったくらいに気温差がありましたね。

昨日は雨が降って気温が上がらず、いつもの調子で夏の格好をしていると、ちょっと肌寒い感じでした。

1日でこんなにも寒暖差があると、身体がついていくのにストレスがかかって大変です。

これからしばらくは、季節の変わり目で寒暖差が大きかったり、雨が続いたりと不安定なお天気になるようです。

こういう天候がきっかけとなって、自律神経のバランスが乱れ、体調を崩してしまいやすくなりがちなので、自分では大丈夫と思っていても、お風呂にゆっくり浸かるとか、少し早めに就寝するなど意識して身体を休めてあげて下さいね。
うちの鍼灸院は、開業して23年ほどになります。

うちが入っているビルのお隣には、本屋さんをはじめ、美容院やパン屋さん、ペットショップやラーメン屋さんなど、23年の間に色々なお店が入れ替わりながら入っていました。

このたび、その一角にマンションが建つことになり、今、古い建物を潰す工事の真っ最中です。

なくなってしまうと、今まで何があったのか思い出せなくなってしまうものですね。

新しい建物が出来上がるまで、うちに来ていただくのに工事をしている前を通ってこないといけないのでちょっと危ないかもしれませんが、皆さん気をつけて来て下さいね。

新しい建物が出来上がるとどんな風になるのか、楽しみにしています(^^)


9月24日の月曜、午後7時半からNHK総合で、「東洋医学 ホントのチカラ 〜科学で迫る 鍼灸・漢方薬・ヨガ〜」という番組が放送されます。

患者さんから、今度そんな番組やるらしいよ〜、鍼のこと特集してるみたいやで〜と教えていただき、気をつけて見ていたら、予告を見ることができました。

今、世界的に東洋医学が注目され始め、その効果を科学的に調べ、結果が出てきているようです。

テレビで取り上げてもらうことで、少しでも多くの方々に鍼の良さを知っていただけると嬉しいなぁと思います。

病気になってしまった時、悪いところを取り除いたり、抑えたりということには西洋医学の手術や薬が力を発揮すると思いますが、病気になってしまう前に、それを防ぐ力のある東洋医学をもっと身近に活用していただけたら、元気に動ける方々が増えてくると思っています。

世界が注目している東洋医学に、東洋人である日本人があまり馴染みがないというのは非常にもったいないことです!

この番組をきっかけに、もっと気軽に鍼灸施術を受けていただけるようになるといいなぁと期待しています。

お時間ある方は、ぜひNHKのこの番組をチェックしてみて下さいね(^^)
この連休は、夏が戻ってきたような暑い日が続きましたね。

連休の間、先日の台風で被害を受けた氏神さまのところや、患者さんのところなどを片付けるお手伝いをしてきました。

今回の台風は、本当にいつもとはレベルが違う雨風だったので、普通の台風だったらなんともないところが思いがけない被害を受けてしまい、皆さん大変だったようです。

氏神さまである刺田比古神社では、大きな木がたくさん折れたり倒れたりしていて、宮司さん達だけでは片付けるのに時間がかかって大変だろうと思われたので、微力ながらお手伝いさせていただきました。

患者さん達のところも、普通の雨風なら問題ないところがあまりに強い雨風の直撃を受けて浸水したりしていたので、次はそんなことがないように、出来る範囲で直してみました。

自分がやった処置にちゃんと効果があるか気になるところですが、それを試すような次の台風が来ないことを願います。