和歌山で開業20余年の鍼灸院です。
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ずいぶん暖かくなってきて、日差しも春めいてきました。

寒さが和らいできたら、例年ならそろそろどこかに出かけたいなというところですが、コロナウイルスの終息の兆しが見えない状況ではあまり積極的に外出しようという気持ちになりにくいですね。

家の中で過ごすことが多く、テレビをつければ暗く不安になるようなニュースばかりだと、自分では意識していないつもりでもやはり色々なことを頭で考えていると思います。

そこで今回の「いいこと」のタネは、「頭を揉みほぐす」です。

無意識に緊張してかたくなっている頭皮を、優しくゆっくり揉みほぐしてあげて下さい。

頭って、あまり気付きにくいですが結構凝っています。

指の腹を使ってつかむように刺激すると、自分でやってもなかなか気持ちいいですよ。

頭のてっぺん、両耳を結んだ真ん中のところに「百会」というツボがあるので、そこを意識してじわっと押してあげるとよりいいですね。

頭皮は顔と繋がっているので、頭皮を柔らかくほぐすことで顔色が良くなりますし、しわやたるみにも効果が期待出来ます。

それになんと言っても気持ち良くてリラックス出来るので、ぜひやってみて下さい(^^)

ひと雨ごとに暖かくなると言われるこの時期ですが、雨で太陽が出てくれないと、やっぱり寒々しい感じがしますね。

日頃当たり前に受けている日差しのありがたさを感じます。

朝日には、体内時計を整える作用、幸せホルモンと言われるセロトニンの分泌を促す効果や自律神経のバランスを整えてくれるパワーがあります。

特に日の出の時のエネルギーは日中のものよりかなり強いそうですよ。

この時期はまだそんなに日の出の時間も早くないので、たまには朝日を浴びてパワーチャージしてみてはいかがでしょうか?

今回の「いいこと」のタネは「朝日を浴びる」です。

そんなに早起きしなくても日の出のパワーをいただける今、ぜひぜひ一度お試し下さい(^^)

自分が何を好きがちゃんと分かっていると、自分を幸せにしたり楽しませたりしやすくなります。

当たり前のように思えるかもしれませんが、意外と自分のことを良く知らない人、多いように思います。

何が好きかを考えてみることについては以前に「いいこと」のタネとしてお伝えしているので、今回は反対からのアプローチとして「やりたくないことを書き出してみる」をおすすめします。

そんなこと書き出したって、やらなあかんことはやらなあかんし…とか言うのは抜きにして、自分の本当の気持ちを知るために、一度やってみるといいですよ。

思いつきにくいという方は、あたまに「実は…」「ぶっちゃけ…」「人として…」などをつけてみて下さい。

深く考えずに思いついたことを色々書き出してみた後、改めて見直してみて、あー自分ってこんなことがイヤなんだなぁとただ自分の本音の部分を認めてあげるだけでOK。

その後、やりたくないことをやり続けてもかまいません(やめれない場合もありますからね)。

大事なのは、自分の本心に正直になること、それを認めてあげることです。
自律神経のバランスが乱れると体調を崩しやすくなってしまうということは何度もお伝えしていますが、コロナウイルスについて大きく取り上げられている今、さらに意識して自律神経を整え、免疫力を上げていくよう心がけていただきたいなと思います。

自律神経を整える今回の「いいこと」のタネは、「耳をひっぱる」です。

こちら、やり方はかんたん。

耳のくぼみに軽く中指を入れ、親指を耳の後ろに当てて、頭と耳の間にスキマを作るイメージで、気持ちななめ後ろへ向かってそっとひっぱるだけ。

全身繋がっている筋膜を緩めるようなイメージで、ゆっくり呼吸をしながらしばらく続けてみて下さい。

ちなみに、耳の上部には「神門」という自律神経を整えるのに効果的なツボがあるので、それを意識してひっぱるのもおすすめです。

耳の真ん中のゾーンは首・肩、下のゾーンは脳の血流を良くする効果があると言う説もあるので、上、中、下の3ヶ所をゆっくりひっぱって、身体をゆるめてあげるといいですね。


悪いこと、ネガティブなことを口に出したり思ったりするのは良くないことで、否定的なことを考えるといけないと思っている方、いらっしゃいませんか?

そりゃあ出来ることならいつも楽しく前向きな気持ちでいるのがベストでしょうが、そうは言っても何かが起こった瞬間、イヤな気持ちになってしまうというのは誰にでもあり、当たり前のことです。

なのに、イヤだな、腹立つな、ムカつく!といった一見良くないような感情が沸いた時、「あーこんなこと思ったらあかんわ」などと無意識に自分を責めてしまう人、結構多いように思います。

どんなに良くないと思える感情でも、沸いてくるものをムリに押し込めたり、自分を責めてしまうことの方が良くないので、次にイヤな気持ちになった時には反射的に自分を責める気持ちが出てきていないか、ぜひチェックしてみて下さい。

いつまでも昔のイヤなことを引きずって同じ愚痴を何度も言うとか、否定的な面ばかりに目が向いているというのは良くないですが、イヤなことはイヤ!と思う自分を許して受け入れてあげると気持ちがちょっと軽くなりますよ。

今回の「いいこと」のタネは、「とりあえず自分を受け入れる」です。

どんなことを思う自分もオールオッケー!ということにして、まずは一旦丸ごと受け入れるようにクセ付けていくと、不思議と安心感が出てリラックス出来るようになってきます。

騙されたと思って、ぜひやってみて下さい(^^)
寒い時期は、湯船に浸かるという習慣がいつも以上にありがたく感じますね。

お風呂に入るということは、身体を清潔にするというだけでなく、温まって血流が良くなる、お湯の浮力のおかげで関節や筋肉にかかる負荷が軽くなる、身体の緊張が解きほぐされリラックスするなどなど心身にいい影響があります。

いいことがたくさんある入浴ですが、入浴剤がわりに塩を入れることでさらに温まり、湯冷めしにくく、心身を浄化してくれる効果も期待できるんです。

塩には、葬儀の後や、お相撲さんが土俵入りの前に使うことを皆さんがご存知なように、心身や場所の邪気を浄めるパワーがあるとされています。

昔から知られている塩の浄化パワーをお風呂で取り入れることで、いつもの入浴がさらに心身にとって良い時間になるはず。

今回の「いいこと」のタネは、「塩風呂に入る」です。

お風呂に入れる塩はサラサラの精製された食塩ではなく、ちょっとしっとりしていてミネラル豊富な粗塩を使って下さいね。



最近は、昔ほど子どもの頃に矯正しないようになっているからか、左利きの人を見かけることが増えたように思います。

皆さんの利き手はどちらでしょうか?

今回の「いいこと」のタネは、「利き手じゃない方の手を使う」です。

普段使い慣れている利き手だと、お箸を動かしたり字を書いたりといった複雑な動きも無意識でこなしてしまいますが、利き手じゃない方の手となるとそうはいかないですよね。

ドアを開ける、髪をとかす、歯を磨くというような単純な動作でも、利き手じゃない方の手でやろうと思ったらまずは「こっちの手でやろう」と意識して、その後も動作に集中してやることになるはず。

それこそが、マインドフルネス=今ここを生きるということに繋がります。

昔のことを思い出してイヤな気持ちになったり、未来のことを考えて不安な気持ちになったり…と自分で自分をネガティブな方向に引っ張ってしまいがちな人には特におすすめです。

簡単なことなので、ぜひ意識して取り組んでみて欲しいと思います。
人間には、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚という五感があります。

これらの感覚機能は人間に始めから備わっているので、何も問題なく使えている人にとっては無意識に使えて当たり前という感じで、普段特に意識することもないのでは?

ですが、五感を研ぎ澄ますことで、見過ごしがちなちょっとした変化に気付けたり、小さな幸せを感じやすくなったりするので、ぜひ意識して欲しいと思います。

特に嗅覚は、視覚や聴覚のように好きなものだけ選んで感じる、とか、嫌いなものはなかったようにする、ということが出来ないので、自分の好みの香りを感じるように意識して過ごすといいですよ。

今回の「いいこと」のタネは、「いい香りを楽しむ」です。

嗅覚には、脳の記憶や感情を司る部分を直接刺激するという他の感覚機能とは異なる特徴があります。

いい香り〜♪と感じることで、嗅覚を鍛え、脳にもいい刺激を与えることが出来るし、リラックス効果も期待できます。

アロマオイルやお香などももちろんいいですが、それ以外にも、コーヒーの香りや美味しそうなカレーの香り、石けんやシャンプーの香りなど、身近な自分好みの香りを意識して感じてみて下さいね(^^)

白湯が身体にいいというのは聞いたことありますか?

数分間沸騰させて作った白湯は水の中の不純物が飛び、口当たりが柔らかくなって普通の水より飲みやすくなります。

不純物が入っていない白湯には、内臓をきれいに洗い流し身体を浄化する作用が期待できるそうです。

また、温かい白湯を飲むことは、身体を内側から温めて、血流促進、基礎代謝アップ、内臓の疲労回復、デトックスなど、さまざまな身体にいいことがあるんです。

私自身、何度か白湯を飲み始めてはやめ、またちょっと飲んではやめ…となかなか続かなかったのですが、最近白湯の美味しさ、飲みやすさに目覚めてもう数ヶ月続いています。

お茶やコーヒーではなく、純粋な水分を取ることは大事だなぁと実感しているところです。

寒い季節は温かい白湯を飲む習慣を取り入れやすいので、ぜひ皆さんにも白湯を飲んでみて下さいね。

ということで、今回の「いいこと」のタネは「白湯を飲む」です。
昨日は節分でしたね。

皆さん、恵方巻きやイワシは食べましたか?

今年の恵方を向いて、黙って巻き寿司を食べるというのは関西の習慣だったそうですが、今はすっかり全国的になりましたね。

節分が過ぎ、暦の上では春になり、いよいよ2020年が本格始動という感じがします。

2020年をより良い年にしていくために、日々「いいこと」のタネを育てていきましょうね。

今日の「いいこと」のタネは、「寝る直前に嬉しいことを思い描く」です。

潜在意識と顕在意識って、聞いたことがあると思います。

自分で意識的にコントロール出来ない潜在意識ですが、寝る直前のウトウトしている時だけ、潜在意識の扉がパカッと開くそうなんです。

その扉が開いている時に考えていることは、潜在意識にすっと入り込むと言われています。

なので、ふとんに入ってから眠るまで、今日あったイヤなことを思い出してしまう…とか、先のことを考えて不安になってしまう…なんていうマイナスなことを思い浮かべるのは非常にもったいないです!

夜は思考がマイナスに傾きがちという説もありますが、そんな時でもせめて寝る直前だけは、いいことを思い浮かべるように心がけて下さい。

具体的に思い浮かべるのが難しい場合は、目を閉じてニコッと笑顔になるだけでも効果はあると思います。

寝る直前の時間、かなり大事です。

ぜひ、ウトウトしながらニコッとするのを習慣にしてみて下さいね(^^)