和歌山で開業20余年の鍼灸院です。
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「いいこと」に気付く

人間の記憶というのは不思議なもので、無意識にやっていることはほとんど覚えていません。

例えば、外出時にドアに鍵をかける動作は無意識でしていることが多いので、家を離れてから「ちゃんと鍵かけたかな?」と不安になったこと、ありませんか?

そんな簡単で習慣的なことは、ふと「鍵かけてきたかな?」と疑いの気持ちが出てくると、「たぶんかけたと思うけど、全く記憶にない…」となりがちです。

普通に問題なく出来ていることは、あまり意識することがないので記憶に残りにくく、反対に、何かちょっとうまくいかなかったり、イヤなことがあると、感情が動いて意識するのでしっかり記憶に残ってしまいます。

イヤなことばかりを記憶に残して思い出してしまう、というのでは、身体にもいい影響がなくてもったいないです。

いつもと変わらない1日、と思うような普通の1日にも「いいこと」だと気付かずに過ぎている素晴らしいことがたくさん起こっています。

今日も1日無事に過ごせた、というだけで、当たり前のようだけど素晴らしいことなのです。

当たり前で気付きにくい「いいこと」に意識を向けることで、幸せ感が上がって心身の調子も良くなっていきますよ(^^)