和歌山で開業20余年の鍼灸院です。
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やはり「病は気から」

やはり「病は気から」
身体の不調には心が関係しているということについて書かれた本が、たくさん出てきています。

東洋医学では昔から心と身体はつながっていると考えられていますし、私自身も色々な方と接してきた経験上、身体の調子と心の持ちようは本当に深く関わっているなと実感する日々です。

「本当の自分に出会えば、病気は消えていく」という本の著者は、言葉や心理の技術を駆使するメンタルトレーナーで医師ではないのですが、クライアントの心にアプローチして、心の中にある誤った思い込みやセルフイメージに気付き、「脳の動かし方」を変化させることにより病気や不調が解消されていく姿を見て、「病は気から」は事実なのだということを実感する経験を重ねているそうです。

著者は、病気をつくっているのはその人が心の中で意識・無意識に感じているズレであり、そのズレとは「自分の人生を生きていない」というものだと記しています。

実際には存在しない思い込みや誤ったセルフイメージ、またそれらをつくっている脳の動かし方が原因なので、そこを修正し、ズレを解消した時=「本当の自分」のまま、本来の「生きる目的」に沿って生きる選択を取り戻した時、病気をやめられるということです。

手術したり、薬を飲んだりせず、脳の動かし方を変えることで病気が治ってしまうなんてなかなか信じ難いことかもしれませんが、本当に不調を克服したいのなら、試してみる価値は充分にあると思いますよ。

脳の動かし方を、より良い方向へ変えていくお手伝いもしていきます。