和歌山で開業20余年の鍼灸院です。

自分次第

人間は、自分にとって良いことはすぐに当たり前になってしまい、反対に自分にとって悪いこと、不都合なことは不快なのですぐに気付きやすいようになっています。

イヤなこと、身体の痛みなどには素早く気付いて対処しないといけないという、本能的な防御反応なのでしょうか。

でも、それをそのままにして、イヤなことばかりに気付いてそちらに引っ張られる生活を送るのはもったいないと思いませんか?

そんなこと言っても目を逸らそうと思っても痛いものは痛いからしょうがない、というのもよく分かります。

痛いところがないからそんなこと言えるんや!と言う人もいます。

けれど、何にせよ自分の痛みを他人に変わってもらうことはできません。

なので、まずは自分にしか感じられない痛みは自分でしっかり受け止めて、あーここがこんな風に痛いなぁと感じ切って下さい。

痛いことを気が済むまで感じてからでいいので、痛いのは変わらなくても、他に大丈夫なところがあるなと元気な部分に目を向けてみたり、この痛いのが無くなったら何をしようかと考えたりと、痛みから目線を逸らす方向に頑張ってみてはいかがでしょう?

自分にとって不都合なことを解消出来るのは、自分だけです。