和歌山で開業20余年の鍼灸院です。

全集いろいろ

2か月くらい前、ふと「文豪」と言われている昔の作家の作品を改めて読んでみたいなと思いつきました。

図書館には普段からよく行っているものの、小説が並んでいる棚のところにはめったに足を運ばないので、背表紙を見ているだけでもなかなか新鮮に感じます。

分厚い全集の数々は、正直なところ自分で買って読むかと言われると躊躇するようなものばかりなので、図書館なら気軽に手にとれるのは本当にありがたく、まずは一番に気になった夏目漱石の全集を借りてみました。

実際に読むかどうか自分でも半信半疑でしたが、夏目漱石は思っていたより読みやすくて結構すいすい読破でき、それに気を良くして、それからたて続けに全集を読み続ける今日この頃。

夏目漱石、芥川龍之介、太宰治、樋口一葉、藤沢周平…と、昔読んだものでも違う感じ方をしたり、それぞれの作者の作風、文体の違いを感じたりして、連続して読むからこその面白さも味わっています。

まだまだ外出はちょっと怖いところもある今、皆さんもこれまで敬遠していた長編の本に取り組んでみるのはいかがですか?