和歌山で開業20余年の鍼灸院です。
rss

件数:24

マッサージで身体をさすられたり、揉まれたり、押されたりすると気持ちいいと感じるのってどうしてなのか、未だによく分からないところがあります。

同じように見えていても、ちょっと触るところがズレると不思議なことに心地良さが全然違ったりします。

何故かは説明出来なくても、そこが気持ちいいと感じたり、もうちょっと左!と思ったり、身体はちゃんと反応してくれているんですよね。

現代人はどうしても理由を求めたがったり、きちんと説明出来たりと頭で考えることが先にきてしまいがちですが、もっと単純に、気持ちいいな、心地良いなということをただ素直に感じる時間を持つことを自分に許してあげるって、とても大切なことじゃないかと思っています。

うちで施術を受けている時間は、過去のイヤなことや未来の心配なことではなく、「今」気持ちいい〜ということだけを感じてもらえる時間にしてもらえると嬉しいです。
しばらくは少なくなっていたコロナ感染者の数が、ここにきてまた増えてきています。

報道されている数字が正確なものなのかどうかも一視聴者には分かりかねますが、こんな感じで感染者が増えてきては減り、減ったと思っていたらまた微増…ということを繰り返しながら、だんだんと人々に免疫がついてきて収束に至るんでしょうね。

薬が出来てくれるまではどうしても不安な気持ちが拭いきれないところもありますが、こんな時こそ不安な方に向きがちな気持ちを自分でコントロールするトレーニングのチャンスだと思って、自分の感情に気を配ってみて下さい。

不安になる気持ちを無理にポジティブにする必要はありません。

不安を感じているなら、まずはその気持ちをしっかり感じきりましょう。

まずはちゃんと自分に寄り添って、今感じている感情を感じきること。

そして、それが自分にとってあまり居心地が良くない感情だと思ったなら、その感情はもう要らないと意識の上で手放してみると、少しずつ軽く、ラクになれるはず。

自分の気持ちは自分にしかコントロール出来ません。

自分自身を心地よくなる方向に向かわせてあげられるのは、自分だけです。

台風でもないのに暴風警報が出るほどの悪天候のため6月末日の大祓には参加出来ませんでしたが、翌日は天気が回復してくれたので、いつも通りおついたち参りに行ってきました。

氏神さまも伊太祁曽神社も、折れて落ちてきた木の枝をあちらこちらにまとめて置いてあり、昨日の暴風の影響を改めて感じさせられる状態でした。

宮司さんと会えたので少しお話ししたのですが、宮司さんも、昨日の暴風雨が穢れを払ってくれたと思いますとおっしゃっていました。

今年の上半期は例年にない穢れがたくさんあったでしょうから、それを祓い清めるためにはあれくらい荒れた暴風雨が必要だったのかもしれません。

上半期の穢れをしっかりと祓い清めたところで、今年はただでさえみんながいつもと違う大変さの中で過ごしているんですから、自然災害の類にはぜひともスルーしていただきたいですね。
毎月1日には神社におついたち参りに行っているのに加え、神社には半年に一度、6月と12月の末に「大祓」という心身の穢れを祓い清める神事があるので、そちらにも毎年参加しています。

昨日、6月末日は半年に一度の「夏越しの大祓」の日で、今年も参加する予定にしていたのですが、お昼前に暴風警報が発令されるほどの悪天候により出席が叶わず残念でした。

大祓という神事を知り、参加するようになってから今まで欠かすことなく行けていたのに、また前代未聞のことが増えました。

大祓当日にこんな暴風雨になるなんて、これは自然が今の世の中を清めてくれているのかもしれないと思ってしまいます。

本当に、今の状況を祓い清めて、少しでも早く安心して過ごせる世界になってくれることを願います。