和歌山で開業20余年の鍼灸院です。

鍼のひびき

鍼のひびき
新聞に、鍼治療のことを詠んだ歌が載っているのを見つけました。

「わが身をば 琴の鳴るやうひびかせて 鍼の治療は 進められゆく」

細い細い鍼を身体にさすと、身体の内側からひびく感覚があります。

この「ひびく」というのを感じられるのは鍼治療だけで、他の施術では味わえない独特の感覚です。

自分の身体を琴に例え、鍼が身体の内側の琴線を響かせていくように感じるというこの歌は、本当に施術を受けた方が感じたままを詠んだんだろうなと情景が目に浮かびました。

鍼治療は、受けたことがない方からしてみたらちょっと怖く感じられるかもしれませんが、鍼でしか味わえない身体の内側の「ひびき」をもっともっとたくさんの人に感じていただきたいなといつも思っています。

興味がある方は、ぜひ思い切って鍼体験してみて欲しいです。