和歌山で開業20余年の鍼灸院です。
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前回、塩風呂いいですよとお伝えしました。

我が家でも粗塩をお風呂に入れて楽しんでいるのですが、塩だけだとお湯に色が付かないのでちょっと物足りない感じが気になるようになってきて、粗塩に食用色素を混ぜてみることを思い付きました。

始めは、お菓子作りに使っていた食紅があったので試してみたらなかなかきれいに色付いてくれたので、その後、黄色と青を買い足してみることに。

赤、黄、青をそれぞれ粗塩に混ぜて、単体の色はもちろん、混色すると微妙な色合いが楽しめるので、色々試して遊んでいます。

特に気に入っているのは黄色と青で作る緑のお湯。

リゾート地の美しい海のような色が出来ることもあり、そのきれいな色合いに癒されます。

ちなみに、赤と青を混ぜたら紫が出来ると思って試してみたところ、まあ紫っぽくはなるのですが何故か黒みが強く出て、澄んだ紫はまだ作れたことがありません。

気に入った色のお湯に浸かるとリラックス効果が高まるので、ぜひおすすめします(^^)


寒い時期は、湯船に浸かるという習慣がいつも以上にありがたく感じますね。

お風呂に入るということは、身体を清潔にするというだけでなく、温まって血流が良くなる、お湯の浮力のおかげで関節や筋肉にかかる負荷が軽くなる、身体の緊張が解きほぐされリラックスするなどなど心身にいい影響があります。

いいことがたくさんある入浴ですが、入浴剤がわりに塩を入れることでさらに温まり、湯冷めしにくく、心身を浄化してくれる効果も期待できるんです。

塩には、葬儀の後や、お相撲さんが土俵入りの前に使うことを皆さんがご存知なように、心身や場所の邪気を浄めるパワーがあるとされています。

昔から知られている塩の浄化パワーをお風呂で取り入れることで、いつもの入浴がさらに心身にとって良い時間になるはず。

今回の「いいこと」のタネは、「塩風呂に入る」です。

お風呂に入れる塩はサラサラの精製された食塩ではなく、ちょっとしっとりしていてミネラル豊富な粗塩を使って下さいね。



本日は、バレンタインデイですね。

私自身はすっかり忘れているくらいなのですが、この時期になると、たまーに患者さんからチョコをいただくこともあり、気にかけて下さってありがたいなぁと感謝しています。

また、ここ数年は娘達が友達と「友チョコ」を交換するのに毎年何かしら手作りのお菓子を作っていて、その試作品を食べたり、お友達からいただいてきたお菓子を見せてもらうのはなかなか楽しいものです。

高校生ともなると、チョコに限らず色々なお菓子を上手に手作りして、きれいにラッピングもしてくれていてすごいなぁと感心しきりです。

ちなみにうちの娘、今年のバレンタインは先日学校の調理実習で習った「いちご大福」を作ってプレゼントにしました。

私も食べましたが、なかなか美味しく出来ていましたよ(^^)

あげたお友達が喜んでくれると嬉しいです。



最近は、昔ほど子どもの頃に矯正しないようになっているからか、左利きの人を見かけることが増えたように思います。

皆さんの利き手はどちらでしょうか?

今回の「いいこと」のタネは、「利き手じゃない方の手を使う」です。

普段使い慣れている利き手だと、お箸を動かしたり字を書いたりといった複雑な動きも無意識でこなしてしまいますが、利き手じゃない方の手となるとそうはいかないですよね。

ドアを開ける、髪をとかす、歯を磨くというような単純な動作でも、利き手じゃない方の手でやろうと思ったらまずは「こっちの手でやろう」と意識して、その後も動作に集中してやることになるはず。

それこそが、マインドフルネス=今ここを生きるということに繋がります。

昔のことを思い出してイヤな気持ちになったり、未来のことを考えて不安な気持ちになったり…と自分で自分をネガティブな方向に引っ張ってしまいがちな人には特におすすめです。

簡単なことなので、ぜひ意識して取り組んでみて欲しいと思います。
ちょっと前にブームになった「塩麹」、ご存知でしょうか?

我が家では、最初の頃は使い方がよく分からなくて敬遠していたのですが、ものは試しと一度購入して使ってみたところ、お肉もお魚も柔らかく、美味しくなってびっくり!

身体にも良さそうなので、すっかり定番の調味料の1つになっています。

ずっと買うものだと思っていた塩麹ですが、先日、患者さんから塩麹の素になる「米麹」をいただいて、初めての手作りにチャレンジする機会に恵まれました。

自分で作れるなんて思ってもいませんでしたが、調べてみるとその作り方は意外と簡単で、材料は米麹と塩と水だけ。

全部をよく混ぜた後は常温に置き、1日1回かき混ぜて出来上がるのを待つだけでいいのだそう。

早速作って、今、美味しく育ってくれるのを待っているところです。

冬場は気温が低いので、10日から2週間くらいかかるらしいのですが、毎日の変化を楽しみにしています(^^)
ずっと暖冬が続いて、あちこちで雪不足のニュースが流れるくらいのこの冬でしたが、先週の後半辺りからぐっと寒くなりましたね。

今までが暖かかっただけに、平年並みの寒さにも関わらず、すごい冷え込みのように感じられます。

2月なんだからこんなもんでしょうと思う気持ちもありますが、急に寒くなると身体がびっくりしてしまいますよね。

最近の気候は、季節の変わり目にだんだん気温が変化して徐々に寒くなる、暑くなるといった変わり方でなく、「◯月とは思えない気温」のように季節外れの気温になったかと思えば翌日には前日からプラスマイナス10℃くらい平気で変わったりするので、身体がついていくのが大変です。

気温差は自分で思う以上に身体にストレスなので、何も変わったことはしてないのに…と思っていても自律神経のバランスが乱れやすくなります。

前日との気温差が激しい時は、衣服や冷暖房で調節するのはもちろんですが、深い呼吸、特に吐く息を意識してゆっくり呼吸して、自律神経のバランスを整えてあげて下さいね。




人間には、視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚という五感があります。

これらの感覚機能は人間に始めから備わっているので、何も問題なく使えている人にとっては無意識に使えて当たり前という感じで、普段特に意識することもないのでは?

ですが、五感を研ぎ澄ますことで、見過ごしがちなちょっとした変化に気付けたり、小さな幸せを感じやすくなったりするので、ぜひ意識して欲しいと思います。

特に嗅覚は、視覚や聴覚のように好きなものだけ選んで感じる、とか、嫌いなものはなかったようにする、ということが出来ないので、自分の好みの香りを感じるように意識して過ごすといいですよ。

今回の「いいこと」のタネは、「いい香りを楽しむ」です。

嗅覚には、脳の記憶や感情を司る部分を直接刺激するという他の感覚機能とは異なる特徴があります。

いい香り〜♪と感じることで、嗅覚を鍛え、脳にもいい刺激を与えることが出来るし、リラックス効果も期待できます。

アロマオイルやお香などももちろんいいですが、それ以外にも、コーヒーの香りや美味しそうなカレーの香り、石けんやシャンプーの香りなど、身近な自分好みの香りを意識して感じてみて下さいね(^^)

白湯が身体にいいというのは聞いたことありますか?

数分間沸騰させて作った白湯は水の中の不純物が飛び、口当たりが柔らかくなって普通の水より飲みやすくなります。

不純物が入っていない白湯には、内臓をきれいに洗い流し身体を浄化する作用が期待できるそうです。

また、温かい白湯を飲むことは、身体を内側から温めて、血流促進、基礎代謝アップ、内臓の疲労回復、デトックスなど、さまざまな身体にいいことがあるんです。

私自身、何度か白湯を飲み始めてはやめ、またちょっと飲んではやめ…となかなか続かなかったのですが、最近白湯の美味しさ、飲みやすさに目覚めてもう数ヶ月続いています。

お茶やコーヒーではなく、純粋な水分を取ることは大事だなぁと実感しているところです。

寒い季節は温かい白湯を飲む習慣を取り入れやすいので、ぜひ皆さんにも白湯を飲んでみて下さいね。

ということで、今回の「いいこと」のタネは「白湯を飲む」です。
昨日、NHKで「東洋医学・ホントのチカラ」という番組があったのですが、ご覧になりましたか?

このタイトルで、昨年もNHKで鍼灸のことを取り上げてくれていました。

今回は、うつ病の方にも鍼が有効だという内容もあり、鍼灸が肩こりや腰痛をはじめとした身体の不調だけでなく、心の不調も改善する可能性を持っていることを伝えてくれていました。

その取材に応じてくれていたうつ病の患者さんは外国の方でしたし、海外でも鍼灸のチカラが認められてきているのは嬉しいことです(^^)

以前にもお伝えしたかもしれませんが、日本では鍼灸施術を受けたことがある人は全体の5%くらいなんだそうです。

海外の方々が東洋医学のチカラに注目して活用しているのに、東洋医学の本場に住んでいる日本人が鍼灸のチカラを利用しないなんて、本当にもったいないことだと思いませんか?

テレビをきっかけに、鍼灸に興味を持ってくれる人が少しでも増えてくれることを願っています。


パソコンやスマホが普及した今、1日の中でこれらを一度も見ないで過ごすという人は少数派になっているでしょうね。

これらの画面から発するブルーライトは人類が過去に経験したことのない新しい光線なので、実際にどのくらいの影響を受けているのかまだよく分かっていないようです。

でも、はっきりしたことは分からなくても目にとって強い光の刺激を受けていることは確かですよね。

目の疲れは頭痛や肩こりのきっかけにもなるので、気付いたらなるべく休めるようにしてあげて下さい。

人工的な強い光から目を逸らし、自然の景色をぼんやり眺めるだけでもいいですね。

また、目を閉じて眼球を上下左右に動かしてあげるのも、まぶたの裏に刺激を得られて気持ちいいですよ(^^)