和歌山で開業20余年の鍼灸院です。
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なんとなく体調が良くないけど、特に悪いところは見当たらないという場合、「自律神経の乱れ」が原因と言われることがあります。
そもそも「自律神経」って一体何なのか、乱れるってどういうことなんでしょう?

まず、自律神経とは、心臓を始めとする内臓の働き、体温、免疫、ホルモンなど、生命の維持に関わるあらゆることを調整しているとても大事な神経です。
自分の意志に関係なく、24時間休みなく、自動的に働いてくれています。

その自律神経は「交感神経」と「副交感神経」の2種類に分類されます。
「交感神経」は、心身ともに活動に適した状態にしてくれる神経、「副交感神経」は、心身をリラックスさせる方向に導き、身体の修復を担う神経です。
よく車に例えて、「交感神経」はアクセル、「副交感神経」はブレーキの役割だと言われたりします。

この2つの神経の切り替えがスムーズに出来て、バランス良く働いてくれることで、体調が整い元気な状態で居られるのです。

続きます。
皆さん、春バテってご存知ですか?
季節の変わり目による激しい寒暖差や、春特有の環境の変化による緊張、ストレスなどが原因で自律神経が乱れて、だるさやイライラ、やる気のなさなどが症状として現れるんだそうです。
また、「目覚めが悪い」「夜眠れない」など、睡眠に関する不調が現れるのも春バテの特徴のようです。

いつもと変わらない生活をしているつもりでも、激しい寒暖差を感じるだけで大きなストレスになり、自分が思っている以上にエネルギーを消耗しています。

身体を冷やさないよう、首、お腹、太ももなどの血流の多いところを特に気をつけて防寒してあげたり、お風呂でゆっくりあったまってリラックスする時間を持ってあげて下さい。
寝る前に目もとや首もとを温めてあげるのも、深い眠りに入る手助けをしてくれますよ。
レンジで温めて使えるアイマスクなどを活用してみると、ぐっすり眠れるかもしれません(^^)
先月中学校を卒業した我が家の次女、おかげさまで本日無事に、高校に入学しました(^^)
受験の時には皆さんに気にかけていただき、本当にありがとうございました。

来週から長女と一緒に高校へ通います。
下の子はいつまでも小さいように思ってしまうので、もう高校生だなんて、なんだか不思議な感じです(^^;)

それにしても、ずーっとお天気が続いていたのに今日に限って春の嵐で、突風にあおられて次女の持っていた傘の骨が折れてしまいました(>_<)

ちなみに長女の入学式の時は警報が出るほどの悪天候で、式自体が翌日に延期になったんですよ。
翌日は晴天だったので良かったと言えば良かったんですが…(ーー;)

姉妹揃って、ある意味思い出に残る入学式になりました。
本日、和歌山県鍼灸マッサージ師会主催の健康セミナーが、ビッグ愛にて開催されました。

暖かくていいお天気の中、大勢の方がご参加下さりありがとうございました。

セミナーの演題の一つとして、模擬治療室を設置して、院長西田が患者に扮し、会の先生に肩や腰の施術をしてもらうところをご来場の皆さんに見ていただきました。

その後、ご希望の方々に鍼灸マッサージの無料体験をしていただき、大変喜んでいただけました。

春の一日、皆さんに有意義に過ごしていただけたようで良かったです。
ありがとうございました。

また来年もこの時期に開催する予定なので、興味のある方はぜひお気軽にお越し下さいね。
眼精疲労 かんたんセルフケア
パソコンやスマホが普及した今、眼精疲労は世代を問わず多くの人が感じていると思います。

目の疲れが、肩こりや頭痛を引き起こす原因になることもあるので、こまめに自分でケアしてあげるといいですよ。

写真を参考に、こめかみや、眉頭、眉毛の真ん中辺り、眉尻、黒目の下のくぼんでいるところを指で優しくじわっと押してあげると、目の周りの血流が良くなってスッキリするのが感じられると思います。

親指で押さえたり、机に肘をついて、ポイントに指の腹を当てて、頭を下げてじんわり圧をかけるのも気持ちがいいです。

スキマ時間に、ちょっとケアしてみて下さいね。
3月4日の日曜日に、和歌山県鍼灸マッサージ師会主催の健康セミナーが開催されます。

日 時 3月4日(日)
場 所 和歌山ビッグ愛 大ホール

参加無料、申し込み不要です。

和歌山県鍼灸マッサージ師会会員による健康セミナーの他、希望の方は無料で鍼灸マッサージの体験施術を受けていただけます。

私も出席しますので、興味のある方はぜひお立ち寄り下さいね(^^)


胃部不快感 かんたんセルフケア 〜接触鍼編〜
胃の辺りの不快感を訴える方も多くいらっしゃいます。
胃はストレスに反応しやすい臓器なので、食べ過ぎ、飲み過ぎだけでなく、精神的なことに影響を受けて不調が現れることも多いです。

胃部に不調を感じる時、かんたんに出来るセルフケアとして、つまようじを束ねて作る「接触鍼」がおすすめです。

〜接触鍼の作り方〜
つまようじを10本ほど、輪ゴムで束ねるだけ!
(写真を参考にして下さい)

つまようじを束ねてとがっている方を、不快感のある辺りと、おへそから指2本分くらい離れた周辺を時計回りにとんとんとん…と軽くつついていきます。(痛みを感じるほど強く押し付けないよう、軽〜い力でつついて下さいね)

しばらくつついていると、血行が良くなり肌が赤くなってきて、働きの悪かった胃が動いてくるのが分かると思います。
不眠について〜ツボ編〜
不眠についての第2弾です。

前回は呼吸の方法をお伝えしました。
続いてご紹介するのは、布団の中で出来るツボ刺激です。

『労宮(ろうきゅう)』というツボが手のひらにあり、自分でかんたんに刺激出来るのでおすすめです。
このツボには、副交感神経を働かせることによって緊張を緩和させ、気持ちを落ち着かせる効能があります。

〜ツボの取り方〜
手の親指を外にして残りの4本の指を曲げて握り、中指と薬指の先端が当たる辺り、手のひらの真ん中辺りが『労宮』になります。
(上の写真をご参照下さい)


〜刺激方法〜
前回お伝えした呼吸法を活用し、息を吐きながらゆっくり押さえ、吸う時に緩める、というのを左右10回ずつ、3セット繰り返して下さい。

最近寒い日が続きますが、皆さん体調は大丈夫ですか?

当院に来て下さる方々にお話しを聞いてみると、不眠に悩んでいるという方が多くいらっしゃいます。

なので、今回は不眠についてお話しします。


夜 横になると過去のことを思い出したり未来の心配をしてしまい ネガティブな気持ちになることが 眠りを妨げる原因の一つです。


そこで、気持ちを落ち着け リラックスするには『呼吸』が大切になります。

普段は意識せずにしている『呼吸』ですが、少しのコツを知って行うことで 格段により良い眠りに近づけますよ。



〜〜腹式呼吸〜〜

みなさんも 腹式呼吸という言葉は聞いたことがあると思います。
これからお伝えするやり方を、ぜひ実践してみてください。


(1)仰向けになります。


(2)10〜20秒間、ゆっくり口から息を吐きます。(この時 お腹に手を当ててもらいますと空気の出入りがイメージしやすくなります)


(3)2秒ほど息を止めます。


(4)鼻から自然に息を吸います。


この(1)〜(4)を5分ほど繰り返してもらいますと、全身の力が抜け 自然とリラックスできます。身体が眠りの体制に入るということですね。




今回は不眠について、なかでも呼吸についてお話ししました。次回は睡眠に関わるツボについてお伝えしたいと思います。