和歌山で開業20余年の鍼灸院です。
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結構長く、ジョギングを趣味として走っていますが、最近はあえてゆっくり走ることを心がけています。

スロージョギングって聞いたことありますか?

笑顔を保って隣の人と会話できるスピードで、身体に負荷をかけずにゆっくり走るジョギングのことです。

速度としては早歩きの方が早いのでは?というくらいのゆっくりしたペースで走ることで、後に疲れを残さず少しずつ体力をつけられるので、運動が苦手と思っている人でも散歩の延長のような感じで気軽にチャレンジできますよ。

苦しくない程度の運動で、基礎体力の向上、生活習慣病の予防、減量効果、アンチエイジングや脳の働きも良くなるなど、いいことばかりのスロージョギングの効果を聞いて、私もちょっと試してみているところです。

いつも1人で走っているのでついつい早く走りたくなってしまうのですが、ゆっくりのんびり走ることを意識すると、同じ時間走っても後に感じる疲労感が全然違います。

季節はちょうどスポーツの秋なので、今まで運動したことがないという方も、スロージョギングにトライしてみてはいかがですか?

「鶴は千年、亀は万年」という言葉があるくらい、長寿の代表格の亀。

この亀、どうして長生きなのか知っていますか?

答えは、亀は他の動物に比べて、心拍数がとても少ないからだそうです。

動物の一生のうちの心拍数というのは大体決まっていて、心拍数が多い(心臓のドキドキが早い)動物は短命、心拍数が少ないと長寿になるのです。

今、気に入って見ているNHKの「チコちゃんに叱られる」という番組で取り上げられていたのですが、この「心拍数が少ないほど長生き」は人間にも当てはまります。

イライラする、タバコを吸う、呼吸が浅い、猫背などは、心拍数が多くなる=短命の原因になります。

脈をゆっくりにするためには、運動して心臓を鍛えるのが一番です。
早歩きくらいの運動で良いので、1日に20分くらい続けていくと心拍数が下がってきます。

私自身、運動習慣がない頃は結構脈が早かったのですが、ジョギングを始めてから、最初の頃はしんどかったですが徐々に鍛えられてきて、今はずいぶんゆっくりになりました。

運動出来ない時は、ゆっくり腹式呼吸をすることも心拍数を下げるのに効果的です。

ご自分の脈を時々チェックして、もし早いと感じるようならぜひ運動や呼吸法を取り入れてみて下さいね。








「腰が痛い」とか、「足を捻った」などで痛みを感じる時、この痛みに対して温めた方がいいのか、冷やした方がいいのか、迷うことはありませんか?

湿布を貼りたい時も、温湿布と冷湿布、どっちを貼るのが良いのかなと思うこと、あるのではないでしょうか。

私も時々聞かれることがあるので、ここで簡単な判断の方法をお伝えします。

分かりやすい判断方法は、まず触れてみることです。

触ってみて熱を感じる場合は冷やすと良いです。

捻挫、打撲、ギックリ腰などの外傷の場合、痛めてすぐの急性期には炎症がひどく、熱を持っている状態だと思うので、まずは冷やしてあげて下さい。

熱を持っているということは、痛む箇所に炎症が起きているということなので、炎症や腫れを抑えるために、冷やして安静にすることが大切です。

熱感が収まったら、また、慢性の痛みに対しては、温めて患部の血流を促して、発痛物質を流してあげて下さい。

慢性の痛みには、お風呂やカイロで温めてあげると、血流が良くなり筋肉もほぐれて、痛みが和らぎます。

温めるか冷やすかで迷った時、参考にしてみて下さいね。
私は日本人に比較的人数が少ないAB型なので、ちょっとでもお役に立てるといいなと思う気持ちと、自分自身の健康チェックも出来るので、時々献血に行っています。

もっと若い時はわりと頻繁に行っていたのですが、一度何かで引っかかって献血出来ないことがあり、それ以来足が遠のいて長い間忘れていました。

ですが昨年末、ふと思い立って久々に行ってみたらちゃんと献血させてもらえたので、今年に入って数回行っています。

昨年、本当に久しぶりに献血をして、後で届いた検査結果を見ると今までの記録がちゃんと残っていて、20年以上前の血液検査の結果も載せてくれていたのにはびっくりしました。

思いがけず30代前半の頃と今の自分のデータを見比べることになったのですが、全体的に、30代前半の頃より今の方が数値が良くなっていたことにまたびっくりでした。

昔はジョギングもしていなかったから、やはり運動は大事なんだなぁと改めて実感しました。

全血献血だと6項目、成分献血だとそれに加えて8項目、全部で14項目の検査結果を教えてもらえます。

自分の身体の状態を知ることが出来、社会貢献も出来る献血、これからも時間を見つけてやっていこうと思っています。




自律神経を整える方法の一つとして、耳の下をマッサージするというのも手軽に出来ておすすめです。

現代はストレス社会と言われているくらい身の回りにストレスを感じることがたくさんあり、ストレスによる緊張が原因で、口の中が乾きがちな人が増えているそうです。

ストレスや加齢により唾液の分泌が少なくなると、むし歯や歯周病になりやすいというだけでなく、全身の病気の原因になることもあります。

耳の下をマッサージすることでサラサラした唾液の分泌を促し、口の中の病気をはじめ、全身性の病気も予防出来るのです。

また、リラックスして副交感神経が優位になって、免疫力を高めることにもつながります。

やり方は、目を閉じてリラックスさそ、人差し指から小指までの4本の指を、耳の前のやや下、上の奥歯辺りにあて、後ろから前に向かって回す動きを10回繰り返します。

この簡単なマッサージで、ほとんどの方は唾液がじわっと出て口の中が潤ってくると思うので、ぜひ試してみて下さい(^^)
最近、あちこちで雑草の黄色い花が咲いているのを見かけます。

今の時期に鼻水が出ると、朝晩の冷え込みのせいで風邪を引いたのかなと思いがちですが、この季節はブタクサの花が咲いてアレルギーの症状が出やすいです。

花粉症と言うと杉やヒノキが有名で、2〜3月くらいがシーズンですが、他にもアレルギーの原因になるものはたくさんあり、中でも雑草でアレルギー症状が出る方は結構多いです。

屋外で活動するのにちょうどいい気候になってきて、イベントなどもたくさんあり、外に出る機会が増える時期ですが、アレルギー症状が気になる方はマスクなどでなるべくアレルゲンを身体に取り込まないよう気をつけて下さい。

アレルギー症状は、鍼灸施術で体質改善することで克服していけるので、悩んでいる方はぜひ試してみて下さいね。
1994年の10月19日に鷹匠町で開業して、おかげさまで、開業24周年を迎えることが出来ました。

日々、皆様が来て下さるおかげで、気がついたらもう24年も経っていたという感じです。

28歳で開業してから、ずっと試行錯誤しながらやってきて、だんだんと自分のスタイルの鍼灸が見えてきたように思います。

今は、来て下さる患者さんを施術させていただき心身のバランスを整えることにより、その方のみならず、その方が接するたくさんの方々にも良い影響を与えられるようにという大きな志を持って施術にあたる毎日です。

家庭や職場、学校とは違う、ほっと落ち着けて居心地の良い第3の場所として、うちに来て下さる方が増えてきていることを本当に嬉しく思っています。

次は25周年に向けて、今日からまた精進して参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。

お風呂の入り方
ちょっとしたコツを知って日々の生活習慣に活かすことで、免疫力を高め、健康寿命を伸ばせます、ということで、さまざまな習慣について二択のクイズ形式で書かれた本を読みました。

免疫は、がんを始め、糖尿病、高血圧、うつ、認知症、肩こり、腰痛、アレルギーなど、あらゆる病気と関係しているので、免疫力を高めることでそれらの病気を遠ざけられるとのことです。

たくさんある中から2つ、コツをご紹介するので、ぜひ実践してみて下さい。

まず、お風呂ですが、

A 35℃のお湯に20分浸かる
B 40℃のお湯に10分浸かる

どちらが免疫力アップに効果的でしょうか?

正解は、Bです。

40℃のお湯に10分浸かると、体温が約1℃上がります。
体温が上がると血液もリンパの流れもスムーズになり、免疫力も上がるそうです。

次に、夜、眠る時ですが、

A 間接照明で「ほのかな明るさ」にする
B 電気は消して「真っ暗」にする

どちらの方が睡眠の質を高めてくれるでしょうか?

正解は、Bです。

どんなに優しい光でも、部屋が明るいと無意識に緊張状態になり、リラックス出来ず、疲れも取れないそうです。

眠っている時は、成長ホルモンが分泌され、壊れた細胞を修復するなど、免疫力が最も高まる時間なので、質の良い睡眠を取ることが大切です。

特に、体温を上げることは、免疫力アップのために欠かせないことなので、これからの時期は、お風呂でしっかり身体を温めてあげて下さいね。

先日の「健康と食のフェスタ」にて骨密度チェックを受けた時、骨密度を上げる方法をアドバイスしていただきました。

骨粗鬆症の予防や改善のためには、カルシウムを多く含む食品や、サプリメントなども摂ったりというのも大事なことですが、そういった良いものを摂取しても身体がそれを使える状態になっていなかったら吸収出来ずに流れてしまうのだそうです。

なので、よく言われていることですが、やはり一番大切なのは、かかとに刺激を与える運動を取り入れることです。

ですが、運動が大事と言われても、運動習慣がない人に運動するよう言っても続かないと思うので、今、習慣になっていることとセットにして、家の中で出来ることを取り入れるよう勧めてくれました。

たとえば歯磨きや、髪を乾かす時、食器を洗う時など、自分がいつもやっている事をする時に、爪先立ちしてかかとを下ろすような運動を取り入れると習慣になりやすいです。

あとは、太ももを高くあげる運動もおすすめだそうですよ。

ウォーキングやジョギングなどの運動はしなくても、家の中でかかとに刺激を与える簡単な運動を取り入れることで、今、骨密度に問題がある方でもだんだんと標準値内に入ってきます、とのことだったので、気になっている方は特に、意識して試してみて下さい。
最近はすっかり秋っぽくなり、朝晩は涼しいというよりやや寒い感じになってきましたね。

これから冬に向かい寒くなっていくと、血流が悪くなり、末端の冷えに悩まされる方が増えてくると思います。

血の巡りが悪くなってきた時、人間は自分の身体を守るために、大事な臓器があるところに優先的に血液を運ぶようになっています。

末端部分は多少冷えても命に別状があるわけではないので、後回しにされてしまうんです。

なので、末端まで血を巡らせるためには、重要な臓器がたくさん入っているお腹をしっかり温めて内臓の熱を上げてあげることが、手足の先まで血流を促すことにつながります。

手先、足先が冷える時、局所を温めるのも良いのですが、ぜひお腹も一緒に温めてあげて下さいね。