和歌山で開業20余年の鍼灸院です。
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身体のどこかに痛みやしびれなどの不調が出ている時、どうしてもそこばかり気になってしまいますよね。

そのイヤな不快症状は、身体からの大事なサインです。

頑張って働き続けてきたからちょっと休ませて〜とか、色々気を使って我慢しすぎてるよ〜とか、「身体に無理をさせているよ、気をつけて!」ということを知らせてくれています。

痛みなどの不調があると、なんでこんなに痛いんよ!とか、早く治ってよ!とか、その不快症状を悪者扱いしてとにかく排除したいと思ってしまいますが、日頃から頑張ってきたからこそ不調が出てきてしまったんです。

そんな健気な身体の一部に対してさらにいじめるようなことはやめて、ぜひ優しくいたわってあげて下さい。

「いつも頑張ってくれてありがとう」という気持ちで優しくさすってあげると、少し楽になるはずです。

自分のことを一番大事に、ねぎらってあげて下さいね。

紅葉🍁
いよいよ12月に入りましたね。
カレンダーが最後の1枚になり、年末が近づいてくるのを感じます。

11月最後の1日だった昨日、ちょっと時間があったので、お城へ歩きに行ってきました。

少し前に行った時には、紅葉はまだ見頃というほどでもなかったように思いましたが、昨日はずいぶんきれいに色付いていましたよ(^^)

特に紅葉渓庭園は、夕方だったのでライトアップもされていて、とてもきれいでした🍁

庭園の中はもちろん、外からも、紅葉のベストショットを収めようとたくさんの人が立派なカメラを持って集まってきていました。

目で見ていると景色はどこもきれいなのですが、その一部をいい感じに写真に切り取るのはなかなか難しいものですね(^^;)

赤、黄、緑の自然のグラデーションが見られるのはこの時期だけなので、ぜひ皆さんも見に行って秋を満喫して下さいね。


人間の記憶というのは不思議なもので、無意識にやっていることはほとんど覚えていません。

例えば、外出時にドアに鍵をかける動作は無意識でしていることが多いので、家を離れてから「ちゃんと鍵かけたかな?」と不安になったこと、ありませんか?

そんな簡単で習慣的なことは、ふと「鍵かけてきたかな?」と疑いの気持ちが出てくると、「たぶんかけたと思うけど、全く記憶にない…」となりがちです。

普通に問題なく出来ていることは、あまり意識することがないので記憶に残りにくく、反対に、何かちょっとうまくいかなかったり、イヤなことがあると、感情が動いて意識するのでしっかり記憶に残ってしまいます。

イヤなことばかりを記憶に残して思い出してしまう、というのでは、身体にもいい影響がなくてもったいないです。

いつもと変わらない1日、と思うような普通の1日にも「いいこと」だと気付かずに過ぎている素晴らしいことがたくさん起こっています。

今日も1日無事に過ごせた、というだけで、当たり前のようだけど素晴らしいことなのです。

当たり前で気付きにくい「いいこと」に意識を向けることで、幸せ感が上がって心身の調子も良くなっていきますよ(^^)
昨日、うちの鍼灸院のすぐ近くのところでボイラーが爆発する事故がありました。

ニュースになっていたのでご存知の方もいらっしゃるでしょうか。

朝8時頃で、ちょうど娘達が登校しようと出掛けたところで大きな爆発音が聞こえたので本当にびっくりでした。

明らかに車の事故の音ではなく、大砲のような、ものすごく大きい音だったので、近隣の方々も驚いてたくさん出てきていました。

しばらく音がした方を気にして見ていましたが、特に火の手が上がるわけでも煙が出るわけでもなかったのでその時には何があったのか分からずじまいで、ニュースで初めて事の次第を知りました。

大きな爆発だったようですが、怪我人が居なかったということで本当に良かったです。

朝からびっくりした出来事でした。
うちの鍼灸院は、ほぼ皆さん予約して来て下さいます。

来て下さった時に次の予約をして帰るという方が多いですが、お電話でご予約ということも多いです。

鍼灸院ではフリーダイヤルの番号もご用意していますし、往診などで外出する時には留守番電話の設定をしてから出るようにしています。

ですが、せっかく留守番電話にメッセージを残していただいても、メッセージを聞くのが遅くなってしまう場合があるので、もし留守番電話につながってしまったら、携帯電話の番号の方に一度連絡を入れていただけると嬉しいです。

携帯電話の方にかけてもらえたら早くつながって予約が取りやすいということもあるので、ぜひ携帯電話の番号も登録よろしくお願いします。

携帯番号 090-9692-4363

いつもありがとうございます(^^)





以前に紹介した「病気は才能」という本を、少しずつ読み進めています。

心の在り方が身体に症状として現れるという考え方は共感出来るところが多々ありますし、臓器と感情の関係についても東洋医学の考え方に通じるものがあります。

最近来て下さる患者さんにその考え方を取り入れつつお話を聞いてみると、皆さんその通り当てはまっているのでさらに確信を深めているところです。

身体に症状が現れるとその部分だけを注視してしまいがちですが、その症状が現れるに至った考え方のくせや思い込みにも注目して、今まで以上に根本的なところから心身のバランスを整えていく施術を心がけていきます。

考え方のくせは、自分では当たり前になっていることなので自分自身では気がつきにくいです。

身体に不調が現れるような考え方のくせは、気づいて受け入れ、変えられるようなら変えていって、よりラクに楽しく暮らしていけるよう、心身の調子を整えていきましょう(^^)

学術研修会出席
25日の日曜日、JA会館にて鍼灸マッサージ師会の学術研修会に出席してきました。

年に一度、さまざまなジャンルの講師の先生に来ていただいて学ぶこの研修会、今年も3名の方からお話を聞かせていただきました。

その中でも、内科医で、「生と死を語る会」主宰の坂口先生という方のお話がとても勉強になり、良かったです。

高齢化が進む現代において、延命や看取りについての考え方、また、自分がどんな風に死を迎えたいかということにちゃんと向き合って考えることの大切さなど、色々な角度からのお話を聞かせて下さいました。

日々医療の現場で過ごしている先生の死生観を聞かせていただく貴重な機会を得て、私自身も改めて考える良い機会になりました。

誰もが避けられない「死」について、敬遠するより一度ちゃんと考えてみることで、より良く生きていけるのではないかと思います。

先日、風邪予防、引き始めに効果的な手のツボをご紹介しました。

引き続き、これからの季節に役立つ風邪対策をお伝えします。

東洋医学では、風邪は「風の邪気」ということで「ふうじゃ」と呼ばれ、「風門」というツボから邪気が入ることによって風邪をひくと考えられています。

「風門(ふうもん)」は、その名の通り邪気の出入り口というイメージのツボです。

そこから邪気が入らないように、また、入ってしまった時には出やすいように、「風門」を温めると良いですよ。

「風門」の場所は、首の後ろ、下を向いて首の後ろを触ると出っ張った骨があるので、その骨から下へ2つめの骨の突起を中心に、左右指2本分外側になります。

肩甲骨の間のちょっと上辺りという感じなので、自分で対策する時は、ピンポイントでツボを刺激するというより、その辺りにカイロを貼ったり、温かいシャワーやドライヤーをあててあげると効果的です。

ゾクゾクッと寒気がする時などは特に、「風門」を意識して温めてあげて下さいね。
風邪予防のツボ
11月も半ばを過ぎ、朝晩は冬を感じる寒さになってきました。

これからの季節を元気に乗り切るために、風邪予防、また風邪の引き始めにも効くツボをお伝えします。

自分で気軽に押しやすい手のツボで、「合谷(ごうこく)」と、「感冒点(かんぼうてん)」がおすすめです。

親指と人差し指の骨が合わさるところ、手の甲側が「合谷」、手の平側が「感冒点」になります。

人によって若干場所が違うので、周辺を押してみてじーんと感じるポイントを見つけてみて下さいね。

反対側の親指と人差し指で挟んで押せるので、5秒間じわっと押して離す、というのを5セットくらい、気がついた時にやってみて下さい。

風邪予防にもなるし、風邪引いたかな?という引き始めの時にも効果的なので、覚えておくと良いですよ(^^)
昔からある健康法の1つ「乾布摩擦」って、知ってる人は多いと思いますが、実際にやったことありますか?

タオル1枚あれば出来るお手軽なこの健康法が、最近また見直されているそうです。

「乾布摩擦」と聞くと、寒空の下、上半身ハダカになってタオルで皮膚をこするというイメージがあるのですが、直接皮膚をこすらなくても服の上からこするだけで充分血流が良くなる効果があるらしい。

血液を心臓に戻してあげるイメージで洋服の上からこすると、皮膚が刺激を受けて、血管が拡がり血流も良くなって、身体がぽかぽかと温まってきます。

よりダイエット効果を高めたい場合は、背中をしっかりこすって刺激してあげると良いそうですよ。

免疫力アップ、新陳代謝を高める、冷えの緩和、風邪予防など、これからの季節にぴったりな効用がある「乾布摩擦」。

暖かい部屋の中で、服を着たままでも効果があるというのですから、ぜひ一度トライしてみて下さいね(^^)