和歌山で開業20余年の鍼灸院です。
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以前、梅雨の頃にもお伝えしたことがある「気象病」。

気温、気圧、湿度などの気象の影響で、頭痛やだるさ、めまいや関節痛などの症状が出ることを総称して「気象病」と言います。

季節の変わり目の寒暖差が激しい時や台風が近づいている時は、まさに気象病の症状が出やすい環境なので、この時期、体調不良で受診して、気象病と診断される方がとても増えているそうです。

先日のような大型台風が近づいて来る時は、特に気圧の変化が大きいので、なんだか体調が優れないな…という方も多かったのではないでしょうか?

気象の影響による不調は、耳からきていることが多いので、不調の軽減には耳のマッサージをすると効果的だそうです。

やり方は、耳を上、横、下に引っ張ったり、後ろに向けてゆっくりぐるぐる回したりするだけです。

内耳の血流を良くすることで自律神経が整い、気象病の緩和に効果が期待出来るとのことなので、良かったら試してみて下さいね(^^)
昨日の台風は、前評判通り本当に大型で勢力が強かったですね(>_<)

今までで一番風がきつかったように感じました。

うちの周辺では、雨漏りしたり、お店のシャッターが壊れたり、フェンスが外れたり、アンテナが倒れたり、壁が倒壊したり…と、ほんの数時間の台風で、あちこちにすごい被害が出ていました。

また、お昼過ぎから停電になり、復旧に時間がかかっています。

皆さんのところはどんな状況でしょうか?

台風は、前もって近づいてくるのが分かるのである程度の備えは出来ますが、想定外なことが起こるし、防ぎきれないこともたくさんあり、やはり自然災害は怖いなぁと思いました。

そして、日頃何も気にせず使っている電気や水のありがたさを、改めて感じました。

本当に、今の生活にどれだけ電気が欠かせないものか、思い知らされる1日になりました。

早く通常の生活に戻りたいものです。
今年に入ってもう何回目になるか、また台風がやってきますね。

今回の台風は、かなり大型で強い勢力を保って上陸するらしい上に、和歌山にとって影響を受けやすいコースを辿るようです。

前回の台風の時、夜中に強風で色々な物が飛ばされていましたが、知り合いで、外に停めてあった車のところに何かが飛んできて、車に戻ってきたらフロントガラスが割れてしまっていたという被害にあった方がいました(>_<)

身近にそんな話を聞いたので、改めて自然災害の怖さを実感しました。

自然災害は、本当に思いがけないことが起こりますね。

今回の大型台風は、何事もなく過ぎ去ってくれることを願っています。

皆さん、出来る範囲でしっかり備えをして、無事にやり過ごして下さいね。
走って脳トレ
ジョギングを趣味としているので、「走れば脳は強くなる」という本のタイトルが気になって、読んでみました。

走るというと、体力や筋力をつけたいとか、痩せたい、など身体への効果を期待する人がほとんどでしょうが、走ることは、身体を鍛えながらそれ以上に「脳」を強くし、心をほぐすことが出来る、一挙両得な方法なんだそうです。

筋肉を動かすと、その中にある感覚器から信号が発せられ、脳が活性化されます。
足は筋肉量が多く、感覚器が集中しているので、走って足を動かすことで、記憶・発想・想像力が10%増大するとも言われているそうです。

走ることで得られる健康面のメリットとしては、高血圧・糖尿病の予防、改善や、免疫力や骨密度を高めたり、熱中症の予防などがあります。

また、走ると幸せホルモンと言われる「セロトニン」や、抗不安剤に使われている「ガンマアミノ酸(GABA)」の分泌も促されるため、安心感が高まり、脳内のストレス連鎖を断ち切ることが出来るそうです。

走るのはちょっとハードルが高いという方は、ウォーキングやジョギングでも構わないので、自分の身体能力や性格習慣に合わせて有酸素運動を取り入れることで、脳に刺激を与えて鍛えていくと良いでしょう、とのことなので、皆さんも、脳トレの一環のつもりで歩いたり走ったりしてみてはいかがでしょうか?

私も身体への効果を期待して走り始めた1人でしたが、今後は脳の若返り効果も楽しみに、ジョギングを続けていこうと思います(^^)
毎月、お一日には氏神さまと伊太祁曽神社へお参りに行っているのですが、
それ以外にもう1つ、毎月1日と15日にやっていることがあります。

それは、自宅と鍼灸院の入っているビルの盛り塩を新しくすることです。
ふと思い立ってから、もう何年も続けています。

八角形の形が良いと何かで読んで、型を探して使ってみたこともありますが、自分で作った円錐形の型で作った盛り塩が一番効果があるような気がして、もう長らくその形で落ち着いています。

月に2回、盛り塩を新しくすることで、清々しい気持ちで過ごせるように思います。

塩の持つパワーはなかなか頼りになるので、おすすめです(^^)

ちなみに、何かイヤなことがあったり、もやっとした感じを晴らしたい時には、塩を入れたお風呂に入るのもいいですよ。

自分を浄化するような気持ちで、試してみて下さい。



早いもので、8月最終日です。

日中の暑さは相変わらずですが、朝晩はだいぶ過ごしやすくなってきたように思います。

また、日の出は遅く、暗くなるのは早くなり、どんどん秋が近づいているのが感じられます。

ところでこの夏、我が家ではいつもより蚊が少なかったように思うのですが、皆さんのところはどうでしょうか?

どうやらあまりに暑過ぎて、蚊も動けないらしいとちらっと耳にしました。

本当かどうか分かりませんが、蚊ですら活動しにくいほどの暑さというのも納得出来る夏でしたね(^^;)


そんなとんでもない酷暑の中、ずっと頑張ってきた身体は知らず知らずのうちに疲れを溜めています。

暑さがひと段落してちょっと涼しくなってくると、ホッと気が緩んで体調を崩しやすいので、過ごしやすさに油断せず、体調管理に気をつけて、残暑〜初秋の不安定な気候を乗り切っていきましょう。

季節の変わり目を上手に乗り越えるためにも、良かったらぜひ身体のメンテナンスにお越し下さいね(^^)
最近、学校を休むこともあるくらい生理痛がきつくて困っているという中学、高校生の女の子の話を、何人かから聞きました。

生理は基本的に毎月くるものですから、その度に痛みがあって辛いというのは本当に憂鬱なことだと思います。

ひどい生理痛はなんらかの病気が原因のこともあるので、日常生活に支障をきたすほどの場合は一度病院に行かれることをおすすめしますが、自分で少しでも改善するために、生活の中で気をつけると良いことをお伝えします。

生理痛で悩んでいる方、睡眠時間はちゃんと取れていますか?

人間の身体は、眠っている間に様々なホルモンが出て身体のバランスを整えるようになっています。

なので、睡眠時間が少なかったり、寝る直前までパソコンやスマホを見ていたりして、質の良い睡眠が取れないと、ホルモンバランスが乱れて身体の調子が崩れてしまいます。

それから、冷えも大きな原因になります。

生理痛で悩んでいる方は、身体を冷やさないことや、冷たい食べ物、飲み物を取りすぎないことを心がけて下さい。

身体を温めて、夜はぐっすり眠る。
これが一番大切です。

今時の中高生は、勉強に部活に忙しくてなかなか思うように睡眠時間を取ることが難しいかもしれませんが、せめて寝る直前のスマホは止めるよう、意識してみて下さいね。
長女が生まれた年の夏に買った、今年で18歳になるエアコンが、酷暑に負けず現役で活躍してくれています。

部屋を冷やす機能においてはカンペキに仕事をこなしてくれているので助かっているのですが、今年は今までになく、風のニオイが気になる時があるんです。

毎年、使用前に市販のエアコンクリーナーで手入れはしているのですが、年季が入ってきて対処しきれなくなってきたのかなぁ…と思いながらも、何か対策出来ないかと色々調べてみたところ、自分で試せる方法を発見しました!

その方法とは、冷房を16度に設定して、窓を開けたまま1時間ほど運転するというもの。

低い温度で運転することで、エアコン内部に付着したニオイの成分が結露水に溶け込んで洗い流されるという仕組みだそうで、エアコンメーカーのお客様相談センターで推奨されている方法なんだとか。

これはぜひ試したい!と思いつつ、16度で1時間運転させられる機会がなかなか見つけられず、まだ実行出来ていないのですが、ぜひとも近いうちにトライしてみるつもりです。

実行したら、また報告しますね(^^)

雑誌はめったに読まないのですが、先日たまたま機会があり手に取った雑誌に、安室奈美恵さんのインタビューが載っているのが目に留まりました。

引退を発表してからは、今まで以上に注目を集めている安室さんですが、その彼女が最近気になっていることとして「美容鍼」を挙げていたのです。

ずっとやってみたいと思っていたそうで、身体のコリや頭皮が硬くなってるのも気になるから、思い切って受けてみようかなぁというようなことを話されていました。

記事を読んで、もし安室奈美恵さんが本当に美容鍼にチャレンジするなら、彼女の顔に鍼を刺す鍼灸師の先生はめちゃくちゃ緊張するだろうな〜と思ってしまいました(^^;)

それと同時に、有名で影響力のある方が鍼に興味を持って下さるのは、すごくいいことだなと思って嬉しかったです(^^)


昨日は、毎月恒例の鍼灸勉強会でした。
この間行ってきたばかりのように思うんですが、1カ月ってあっという間ですね。

今回は、少人数で色々なテーマについて話し合い、教えてもらうことが出来て、かなり有意義な勉強会になりました。

脳梗塞で半身麻痺になった方へのケアについての話し合いでは、家で出来るリハビリとして、鏡を使った方法を教えてもらいました。

まず、段ボールを左右に仕切った真ん中に、動く側の手が映るよう鏡を置きます。

麻痺している側の手は見えない状態にして、自分で動かせる手と鏡に映った動く手だけを見ながら、麻痺している側は介助してもらって、動く手と同じタイミングで動かしていきます。

自分の目には、両方の手が同じように動かせているように見えるところがポイントです。

人間の脳は騙されやすいので、動いている手を見ながら麻痺している方も動かすことで錯覚を起こし、続けていくうちに新しい神経回路が作られて、本当に動かせるようになってくるのだそうです。

これは、元衆議院議員の栗本慎一郎さんが脳梗塞で倒れた時に、自身の手の麻痺のリハビリのために考え出した「自分の脳をだます方法」で、実際に日常生活に支障のないところまで麻痺を克服されたそうです。

この鏡療法は、リハビリの医療現場でも注目されるようになり、現在検証されているところのようで、専用の鏡も売っているとのことでした。

人間の身体の仕組みってすごいことになってるなぁと、改めて感心する話でした。

興味のある方は、一度調べてみて下さいね。