和歌山で開業20余年の鍼灸院です。
ホーム > ダイアリー > 身体のこと
rss

件数:223

連日酷暑が続いていますが、皆さん夏バテしていませんか?

本当に暑い日が続き、40度を超える所も出てきて、38度くらいなら聞いてもあんまりびっくりしなくなってきました。
感覚がちょっと麻痺してきたように思います(ーー;)

殺人級の暑さに、熱中症に気をつけて下さい、とか、こまめな水分補給を!とあちこちで頻繁に警告されていますが、水分補給って皆さんは何を飲まれているでしょうか?

単に水分補給というと、水を飲んでたら大丈夫なように思いますが、大量に汗をかく場合の水分補給に水だけを飲んでいたら、汗に含まれる塩分やミネラルの補給が出来ていないので、かえって熱中症の症状を悪化させてしまうこともあるそうです。

汗のかき方で失われる塩分、ミネラルの量に違いがあり、運動や屋外作業で大量に汗が流れるという場合の水分補給にはスポーツドリンクや経口補水液などで塩分、ミネラルの補給をしてあげるのが大切です。

逆に屋内でじわじわとかいてすぐ蒸発してしまう汗はほとんどが水分なので、水やお茶を飲むと良いそうです。

麦茶はミネラルの補給も出来るので、夏の飲み物として最適です(^^)

あと、湿度が高い時には汗が蒸発しにくくて身体を冷やす力が弱く、身体を守ろうとさらに汗をかくことにつながるのでミネラルが失われやすいです。

まだまだ暑い日が続くので、汗のかき方の様子を見て、身体に取り入れる飲み物を選んでみて下さいね。



夏になり暑い日が続くと、汗を流してさっぱりするためにシャワーを浴びる方は多いと思います。

シャワーを浴びると、浴室から出た時に感じる風が気持ちいいですよね(^^)

ですが、手軽なのでついついシャワーを浴びるばかりになってしまい、湯船に浸かることが少なくなっていませんか?

暑い中、熱いお湯に浸かるのはおっくうになる気持ちは分かりますが、湯船に身体を沈めることには高いリラックス効果があるので、暑さで受けたストレスを軽減するためにも、たまには時間を割いてゆっくりお風呂に入っていただきたいと思います。

以前にご紹介したハッカ油を数滴お湯に垂らすと、涼やかな香りと湯上がりのさっぱり感を楽しめるのでおススメです。

毎回でなくていいので、時間が取れる時にちょっとゆっくりお風呂に浸かってリラックスすることを意識してみて下さいね(^^)

7月の第4日曜日も、鍼灸の勉強会に参加してきました。

今回は参加人数が少なかったのですが、しっかり話し合いが出来て、有意義な勉強会になりました。

今回のテーマは「脊柱起立筋」。

背骨は身体を支える中心の骨で、背骨が固まっていると身体のあちこちに不調が出やすくなります。

背骨の際の脊柱起立筋をゆるめて柔軟にすることで、背骨も正しい位置に収まって、身体全体が整ってきます。

知っているし、分かっていることなのですが、参加の先生方の意見を聞いたり、話し合ったりすることで新しい発見もあり、改めて勉強になりました。

背骨を整えることは、身体にとってとても大切なことです。

大きな不調が出る前に、身体の中心を整える習慣をつけることをおすすめします(^^)
早いもので、7月ももう最終日です。

7月の頭には長雨が続き、警報が出るほどの悪天候もありました。
その長雨がやっと終わったと思ったら今度は猛暑日、酷暑日という気温の高い日の連続で、なかなか身体に厳しい1ヶ月でしたね。

暑い日が続くおかげで、身体はだいぶ暑さに慣れてきているとは思いますが、疲れの方はじわじわと溜まってきているのではないでしょうか?

まだしばらくは暑さと付き合っていかないといけないので、夏の疲れが溜まりきる前に、少しずつ身体のメンテナンスをしてあげることをお勧めします。

施術を受けて、短時間でもぐっと深く眠れると、疲労の回復度が違いますよ。

暑いというだけで、何もしていなくても身体はかなりのストレスを受けています。

夏はまだしばらく続くので、皆さん、引き続きどうぞご自愛くださいね。




原久子さんが考案された瞑想呼吸は何種類かあるのですが、基本の「丹田呼吸法」のやり方をご紹介します。

1. 椅子に浅めに腰掛けて、肩、全身の力を抜き、腰をスッと伸ばします。
膝の間をこぶし1つ半から2つ分開き、足は床に平行にします。

2. 目を軽く閉じて、丹田の位置に両手を軽く当てます。
丹田の位置は、左手の親指をおへそに当てて真横に置き、左手の小指の下に右手を当てます。その右手の場所が丹田です。右手に左手を重ねて下さい。

3. 鼻から息を吐きながら、上体を約15度前へ倒します。
首だけが前に出るのではなく、頭の先から尾てい骨まで棒が入っているような感じで前に倒します。

4. 呼吸は全部吐き切らず、ひと呼吸残った状態で両膝を合わせ、お尻を締め、後ろにスライドしてみて下さい。

5. 脱力し、スッと背筋を整え元の姿勢に戻ります。

以上が一連の動作です。

呼吸はすべて鼻を使って行いますが、鼻が詰まっている場合は口で行ってもかまいません。

脱力した時は、無理に息を吐かず、自分のペースで自然に吐くことで、必要な分の息が入るようになっているとのことです。

頭で分かっていても、体がすぐについていくわけではないので、とにかく最初は完全でなくてよいので繰り返し練習して正しい呼吸法を身につけていって下さい、と本には書かれています。


いくつか呼吸法の本を読みましたが、深い呼吸をして酸素をたくさん取り入れること、そして丹田を意識して動かすことが、より良い呼吸のポイントのようです。

気がついた時に、ぜひ意識して呼吸してみて下さいね。




瞑想呼吸
ただ吸って吐くという、誰もが無意識にやっている呼吸ですが、呼吸について書かれた本は結構たくさんあります。

人間は、水を飲まなくてもすぐに死ぬということはありませんが、3分間、脳に酸素が送り込まれないと脳の細胞が死んでしまいます。

酸素が送り込まれないとまでいかなくても、浅い呼吸ばかりで酸欠になると血液循環が悪くなり、体調不良の原因になります。

自律神経を整えるために自分で意識して出来る唯一の手段としても呼吸は非常に重要なので、深い呼吸を習慣にする人が増えるといいのになぁと思います。

今、読んでいるのは「心も体も15歳若返る瞑想呼吸」という、なかなか魅力的なタイトルの本です。

著者の原久子さんは、幼少の頃からの虚弱体質を呼吸法と瞑想により克服。
ヨガや音楽に取り組む他、鍼灸の学校も卒業し、東洋医学の治療家として活動される中で独自の呼吸メソッドを考案されたそうです。

以前に「自在力」という本に書かれている呼吸法をご紹介しましたが、この本に書かれている呼吸法もよく似ています。

どちらも重要なのは「丹田」です。

丹田を意識し、動かし、鍛えることで、呼吸の効果が飛躍的にアップするようです。

ただ深い呼吸をするだけでは得られない素晴らしい効果を実感するために、ぜひ丹田を意識した呼吸法をマスターしてみましょう(^^)

明日、瞑想呼吸のやり方をご紹介します。


ジョセフ・マーフィーという名前を聞いたことはありますか?

マーフィー博士は世界的に著名な精神法則に関する権威者です。
特に潜在意識の活用について有名で、数多くの著作があります。

先日、娘が学校から料理本と一緒に借りてきた本の中に「マーフィー名言集」があり、不眠に悩まされたときの言葉が記されていたのでご紹介します。


〜不眠に悩まされたとき〜

あなたが不眠に悩まされているなら、あなたは毎晩寝床の上であなた自身の身体にこう語りかけなさい。
「私は今くつろいでいます。これからゆったりと眠り、喜びのうちに目覚めます。私が眠るのは自然の摂理です」


眠れなくて悩んでいる方、マーフィー博士の名言を信じて、試してみてはいかがでしょうか?


ちなみに、人間の心的傾向というものは放っておくと9割方はマイナスにいってしまうそうです。「疲れた」、「もうだめだ」などと、すぐに口をついて出てきてしまいがちですが、これは極めて良くない習慣です。

そこから脱却するためには、「嬉しくなくても嬉しそうにふるまう」こと、だそうです。

ぜひ意識して、好ましい心的状態を作り出していきたいものです。
先日からのものすごい豪雨は、記録的な豪雨災害として平成30年7月豪雨と名付けられました。

未だあちこちに爪痕が残っている状態ですが、お天気の方はまるで何事もなかったかのようにすっかり夏空になっていますね。

先週はずっと雨が続き、身体が暑さに慣れていない状態のところへ急に気温が上がってくる、こういう時は熱中症になりやすいのでいつも以上に注意が必要です。

暑くなると、知らない間に水分やミネラル不足になりがちですから、のどがそんなに乾いていなくても、水分を補給するよう意識することが大切です。

一気に飲むのではなく、少しずつ、回数を多く飲むように心がけて下さい。

あんまり暑い時は、身体を冷やすために適度な冷房も大切です。

水に浸けて絞ったタオルなどを肌に当てて、うちわや扇風機で風を送るのも身体の熱を取ってくれます。

また、寝苦しくなってくると眠りの質が悪くなり、疲労が抜けにくくなってしまいます。

家でなかなか熟睡出来ないという方、一度うちの施術を受けてみませんか?

家とは違う静かな環境で施術を受けながらだと眠れることもありますし、短時間でも深く眠れると、疲労の回復度合いが全然違います。

コリをほぐすことで、夜も寝付きが良くなりますよ。

これからが夏本番!なので、少しずつ暑さに身体を慣らしつつ、乗り切っていきましょう(^^)

最近、強風が吹いて長引いてますが、皆さんのところに影響はないですか?

台風というわけではないのですぐにおさまるだろうと思っていたのに、丸一日以上ずっと強く吹き続けていますね。

湿度も高くて暑いのに、風のせいで窓も開けにくく、その状況だけでも身体はストレスを感じて疲れてしまいます(>_<)

これから更に本格的な夏の到来に向けて、体力を保つためにはしっかり睡眠を取ることが大切です。

寝苦しい夜、少しでも入眠しやすくする為の呼吸法というのを見つけたのでご紹介します。

それは、アメリカの学者さんが提唱された「478呼吸法」という、吐く息に重点を置く、ゆっくりした呼吸法です。

やり方は、

1. 4秒間、鼻から息を吸う

2. 7秒間、息を止める

3. 8秒間、口から息を吐く


口からゆっくり息を吐くことで、心身の緊張がほぐれてリラックスしていきます。

4秒、7秒、8秒と、呼吸と秒数を意識することで、瞑想しているのと同じような効果があり、スムーズに入眠しやすくなるということです。

自律訓練法よりも簡単で、取り入れやすいと思うので、より良い眠りの為に、ぜひ一度試してみて下さいね。



この日曜は、毎月恒例の勉強会でした。

前回、今回と、ご縁があって京都在住の先生も参加してくれていて、いつものメンバーでの勉強会の時とはまた違う、新鮮な刺激を受ける時間になっています。

今回は脚の疲れについて勉強したのですが、私が日頃ジョギングをしているということで、被験者になって色々教えてもらいました。

勉強させてもらいながら自分の不調も調整してもらえて、ありがたかったです(^^)

脚の疲れを感じている皆さん、股関節に疲れが溜まっていませんか?

調整する技を学んできたので、気になるところがある方は声をかけて下さいね。