和歌山で開業20余年の鍼灸院です。
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最近ちょっと涼しくなってきたので、白湯を飲み始めました。

日本では昔から健康に良いとして飲まれてきた白湯ですが、最近はインドの伝統医学「アーユルヴェーダ」の考え方に基づいた毒出しやダイエット効果も注目を集めているようです。

白湯を飲むことで得られる効果としては、

1. 基礎代謝を上げる・ダイエット効果

2. デトックス効果・便秘解消

3. 内臓の機能回復

4. 冷え性改善

5. 花粉症の症状改善

などが挙げられます。

白湯の作り方を検索すると、細かい決まりが色々出てきたりしますが、私自身はあまり神経質にならず、「水をしばらく沸騰させて、それをちょっと冷ましてゆっくり飲む」ということが出来ていればいいかなと、ゆるく取り入れています。

朝、起きてから何かを食べる前に飲むのが一番大切なタイミングで、それ以外は、朝作って水筒に入れて保温した白湯を適当に何回かに分けて飲むようにしています。

まだ飲み始めたばかりなので、しばらく続けてみて、効果のほどをまたお伝えしますね(^^)

これから寒くなってくると、温かいものを飲む機会が増えると思いますが、お茶、コーヒー、紅茶などのラインナップの中に、ぜひ白湯も入れてみてはいかがでしょうか?








朝晩と日中の寒暖差が大きい今日この頃。
着る服に悩む時期ですね。

夜も、どの掛け布団で寝たらちょうどいいのかと考えてしまいます(^^;)

こんな時期、体調を崩しやすく、風邪をひく方が増えているように思います。

最近は寒暖差に加え、大きな台風が連続して接近していることで、気圧の変化も大きく、何となく体調が悪いという方も多いのではないでしょうか?

いっそ冬になってしまうと、身体も寒さに慣れて体調も安定しやすいのですが、季節の変わり目の不安定な気候の今は、体調も不安定になりがちです。

目に見えない気候の影響を受け、身体にはご自分が思っているよりストレスがかかる時期なので、大丈夫だと思っていても、意識してリラックスして身体を休める時間を取ってあげて下さい。

体調を整えて、色々な秋のイベントを楽しんで下さい(^^)


笑顔で就寝
最近、松岡修造さんの「修造ドリル」という本を読みました。

たまにテレビで見かけるだけだと単なる「熱い男」というイメージでしたが、本を読んでみると、さすが一流プロテニスプレーヤーとして活躍していただけあり、身体の面だけでなくメンタル面も色々試行錯誤して鍛えあげてきたことが分かります。

彼の考え方は独特で、とても面白いです(^^)

彼いわく、「誰でもいい習慣を身につけると、人は変われる」そうで、大人は意識していい習慣を身につけることが大切だということです。

ドリル形式で紹介されているたくさんの習慣の中から、簡単に実践できそうなものを1つご紹介。

それは、嫌なことがあった時でも、寝る直前には意識して楽しいことを考える、という習慣です。

松岡さんは、美味しい食事の時間を思い返すそうです。

また、面白いことを考えるわけではなくても、口角を上げて目尻を下げ、笑顔を作っているとなんとなく楽しい気持ちになってきて、いつのまにか眠ってしまうそうですよ。

良い睡眠のポイントは眠りに入る瞬間にあると言われているそうです。

嫌なこと、気になることがあるとつい寝る前に考えてしまいがちですが、そのまま眠ってしまうと潜在意識に悪い影響を与えることになってしまいます。

寝る直前は意識して楽しいことを考えて、潜在意識にも良い影響を与えるようにしたいですね(^^)
首ポキは恐ろしい
「宝くじで1億円当たった人の末路」という本のタイトル、聞いたことありませんか?

時々新聞広告に載っているのを見ていて、気になったので読んでみました。

タイトルの宝くじの話以外にも、色々な人の末路についてそれぞれの専門家に取材し、著者が結論をまとめて解説をつけるという内容で、面白かったです(^^)

その中の1つに、「癖で首をポキポキ鳴らし続けた人の末路」というのがあったので、ご紹介します。

この末路については、肩こりに特化した鍼灸マッサージ治療院の先生が取材に応じていました。

先生によると、首の関節を鳴らすことは百害あって一利なしの行為。

高頻度で首を鳴らし続けていると、頚椎周辺の組織の損傷を起こし、身体に深刻な負担を与える可能性があるとのこと。

具体的には、首を通っている血管の内部を傷つける恐れがあり、傷ついた部分が変性すると動脈硬化が促進されます。
そして、血栓が形成されやすくなります。

その血栓が何らかの影響で脳に進入した場合、脳梗塞が発生する危険性があるのです。

自分でちょっと首を鳴らすことが直ちに命の危険に繋がることは考えづらいけれど、長期にわたり常習的にやっていると、中枢神経を損傷したり、循環器領域での生命を脅かす疾患の遠因になってしまうことも考えられる、ということでした。

そう説明されるとなんだかちょっと恐ろしい感じがしますね(>_<)

でも本当に、頚椎は重要かつデリケートなところなので、もし頻繁に首をポキポキ鳴らす癖のある方はなるべく控えめにして、首を大切にしてあげて下さいね。
まだ9月ですが最近はお天気のかげんもあってか、ずいぶんと涼しくなってきたので、必要に応じてお灸も取り入れ始めました。

お灸は煙が出るし、においも気になる方がいるかもしれませんが、寒くなってくると特に、つぼに感じるじんわりとした熱が心地よいです。

先日の東洋医学特集の番組では、昔ながらのモグサをイギリス人の方がアフリカで普及活動して下さっていました。

昔から、足三里というつぼへのお灸は免疫力を高める、胃腸の調子を整える、足の疲れを取るなどの効果でよく知られています。

お灸を続けたアフリカの方々の中には、結核が治って体力も回復し、普通に働けるようになったという方もいらっしゃいました。

私達も、日常にお灸を取り入れることで、体調を大きく崩すことを防げるはずです。

これから寒くなってくるので、体調の管理、底上げに、身体を温めるお灸はおすすめですよ(^^)




23日の日曜日、毎月恒例の鍼灸勉強会に参加してきました。

今回は、以前から何度か参加して下さっている京都の先生がまた和歌山まで来て下さり、一緒に勉強させていただきました。

元々、和歌山でJAZZマラソンの大会の開催が決まり、鍼灸マッサージ師会がスポーツマッサージのボランティアに入ることになったのがきっかけで始まったこの勉強会。

今年も11月11日の開催日まであと2カ月を切ってきたので、今回はランナーの方々に向けての施術を主なテーマとして学びました。

京都の吉舎(きさ)先生は、地元である京都マラソンを始め、色々なところのマラソン大会でマッサージボランティアとしての活動もされているので、その経験から得たたくさんのことを惜しげもなく教えて下さいました。

今年は和歌浦ベイマラソンのマッサージにも、わざわざ京都から私達と一緒に参加して下さいます。

吉舎先生から、そして先日の東洋医学特集の番組からも刺激を受け、私自身の中で鍼灸に取り組む気持ちにまた一段と良い変化が起こっているのを感じます。

鍼灸は奥深く、面白いです。

今回は、美容のため、健康のためにやせたいなと思っている方へ、ちょっとした情報をお伝えします。

やせるためには食べる量を減らさないといけないと思っている方は多いと思いますが、身体にたまった体脂肪を落としてやせるためには、体脂肪を燃焼させなければなりません。

そのために大切なのは、身体を温めること。

ストレスを抱えていたり、運動不足だったりすると身体が冷えて、体脂肪が燃えにくい状態になってしまうので、身体を温める食べ物を食べて冷えを解消し、燃えやすい身体を作ることが大切です。

身体を温める食べ物と言えば、赤身のお肉が代表的です。

ちなみに、脂肪燃焼に欠かせない栄養素は、羊肉>牛肉>豚肉>鶏肉の順に多く含まれています。

また、イカ、タコ、エビなどの甲殻類も、脂肪を燃やす良質なコレステロールや新陳代謝に不可欠な亜鉛を豊富に含んだ「やせ食材」です。
年間通して栄養の含有量がほぼ一定なところもおすすめポイントです。

現代人は亜鉛が不足しがちで、それが代謝低下ややせにくい要因になることも。

亜鉛は体内で作ることは出来ないので、亜鉛を含む食品を食べてしっかり補って下さいね。





3行日記
自律神経研究の第一人者でテレビでもよく見かける順天堂大学の小林弘幸教授が、自律神経をコントロールする方法として、日記を書くことを紹介していました。

睡眠、食事、運動、呼吸の仕方や日常生活の心がけなどあらゆる方面について模索してたどり着いた、究極の自律神経コントロール法が「3行日記」だそうです。


(1) 今日一番失敗したこと、または、体調が悪かったこと、嫌だったこと

(2) 今日一番感動したこと、または、嬉しかったこと

(3) 明日の目標、または、今一番関心があること


3行日記は、寝る前に、1人になって机に向かい、日付と曜日を書き、上記の3つのテーマを(1)→(2)→(3)の順になるべく簡潔に、必ず手書きでゆっくりと丁寧に書くのがポイントだそうです。

1日を振り返ってこの3つを書き落としていくと、その日の自律神経の乱れが修正され、心と身体が落ち着きを取り戻すということです。

自律神経は、基本的に自分の意思ではコントロール出来ないものだとみなされていましたが、実はしっかりと「意識」していれば、ちゃんとコントロールできるのです。

日記を書いて意識づけ作業を行うことで、自律神経を味方につけ、自分の人生を生きていく方向性までもコントロールする力を得られるようになるそうですよ。

詳しくは、『「3行日記」を書くと、なぜ健康になれるのか?』という本に書かれているので、興味のある方は一度読んでみて下さいね。









ずっとジョギングや簡単な筋トレは好きでやっていますが、ストレッチやヨガのような静かで動きの少ないものはあまりやってみようという気持ちにならず、食わず嫌いな感じでした。

でも、最近ふとそういう動きも取り入れていった方がいいかなと思いたち、昔、嫁が自分用に買って持っていたヨガのDVDを引っ張り出してトライしてみました。

今まで、家族がDVDを見ながらやっているのを横目に見ていたことはあったのですが、自分でやるのは初めてのことです。

いざやってみると、画面では先生が簡単そうにやっている動きが全然同じように出来なかったりして、最初は自分自身の身体の硬さにびっくりでした(^^;)

そんな感じのスタートでしたが、めげずに続けているうちに上がらなかった手が上がるようになってきたり、触れなかった足先に手が届くようになったりと、じわじわと身体が変化していくのが感じられるようになってきました。

ジョギングすることで運動は足りていると思っていましたが、ヨガのような、筋肉を伸ばしたりひねったりという動きも大切だということが、自分の身体を動かしてみてよく分かりました。

皆さんも、身体のあちこちを伸ばしたりひねったりという動きを意識して取り入れてみると、気持ちいいですよ(^^)
皆さん、美容や健康のためには夜10時から2時までのゴールデンタイムにぐっすり眠ることがいいと聞いたことはありませんか?

私も理想の睡眠時間は10時から2時を含めた時間だろうとなんとなく思っていて、でも現実には、子どもでさえも夜10時に寝るというのはなかなか難しいので、せめて日付けが変わるまでに眠りにつけたらそれでいいんじゃないかな…というくらいに考えていました。

でも実は、そういうことではないそうなんです。

10時から2時の間が一番成長ホルモンがたくさん分泌される時間=美容と健康に良いと考えられていたのですが、実際は時間は関係なく、眠りの深さが重要だということが分かってきました。

何時から、ということではなく、眠りについてから最初の3時間をぐっすり眠ることで成長ホルモンがたくさん分泌され、健康と美容に良い効果をもたらすのだそうです。

また高齢になってくるほど、睡眠時間が短くなったり、夜中に目が覚めるのは普通のことなので、そういったことをあまり気にする必要はないそうです。

ただとにかく、眠りの最初の3時間をぐっすり深く眠ることが大切ですから、時間を気にして早く眠らないと…と焦ったりせず、ゆったりした気持ちで良質な睡眠をとっていただきたいと思います。