和歌山で開業20余年の鍼灸院です。
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自分で自分をほめる大切さを知っていますか?

人のことならともかく、自分のことなんてほめるところないわ〜とか、いいところがあっても、もっと出来てる人もいるし…とか、もっと上手くないとダメだ…とか、自分に対して厳しくジャッジしてしまっている人が多いように思います。

日本人には謙遜することが美徳のような感覚があり、自分のことを良く思うことになんとなく抵抗があるかもしれません。

だけど、ほめ言葉を浴びることで心にも身体にもいいことがたくさんあります。

日記なら誰に見せるわけでもないのですから、心おきなく自分の良いところを見つけてほめ日記をつけてみて下さい。

誰かに褒めてもらうのも嬉しいものですが、自分が自分を認めてあげることが一番大切です。

ほんの小さいことからで構わないので、毎日自分をほめる習慣をつけていきましょう(^^)
皆さんが使っている枕は、気持ち良く眠れますか?

睡眠に悩みがある方は、自分専用にオーダーして作ってもらったりして、色々な枕を試している方も多いようです。

ですが、自分用に細かく採寸して作ってもらった高価な枕でも、しばらく使っているとなんだか合ってないような気がしてきて、なかなかしっくりくる枕に出会えない…という患者さんもいました。

私自身も、少しでもよく眠れる枕を求めて色々試したこともありましたが、結局、その時の体調に合わせてタオルを折り畳んで枕にするのが一番調子が良い感じです。

自分に合う枕でぐっすり眠れると、寝起きがスッキリして気持ちいい朝を迎えられます。

もし枕で悩んでいる方がいるなら、高価な枕の購入を検討する前に、手持ちのタオルで色々高さを変えて試してみるのをおすすめします(^^)
最近、立て続けに2人の患者さんから骨折で入院することになったと連絡がありました。

お一人は家で転倒して、ひじをぶつけて骨折。

もうお一人は、何もした覚えがないのに腰に痛みが出てきて、ちょっと変だと思って病院に行ったら腰椎を圧迫骨折していると言われて入院することに。

自宅に居ると、慣れているし安全だと思いたいところですが、意外と段差が多く、いつも大丈夫でもふとした拍子につまづくことがあるので油断大敵です。

また、高齢になってくると骨がだんだんもろくなってきて、椅子やベッドに腰掛ける時にちょっと強い衝撃が加わった、などというだけで圧迫骨折してしまうことがあります。

おうちでの生活では色々と無意識に動いていることが多いですが、動作の1つ1つをなるべく意識してあげると脳にもいい影響があるのでおすすめですよ(^^)



今年、花粉の飛散量は例年より多いと聞いていましたが、本当に多いようですね!

恥ずかしながら私自身もこの時期は花粉の症状が出るのですが、今年はいつもよりキツいです(>_<)

耳鼻科でお薬をもらって対処している方も多いと思いますが、鍼でも鼻詰まりなどの症状の緩和が期待できます。

花粉の時期は結構長いですよね。
その期間中、ずっとストレスを感じている身体をホッとリラックスさせてあげるためにも鍼は有効です。

無理せず、花粉の時期を少しでもラクに快適に過ごせるように、鍼も活用してみて下さいね。
最近、2月とは思えないような暖かい日が続き、いよいよ花粉が飛び始めているのを実感しています。

皆さん、花粉症の症状は出ていませんか?

私自身は、ジョギングを始めてからずいぶんマシになったのですが、この時期は少し症状が出てきます。

花粉症というのは、花粉を身体にとって敵とみなし、敵から身を守ろうとする力が強く働くことで起こります。

これは免疫の問題で、免疫を司っている自律神経のバランスが悪いというところから来るので、睡眠不足やストレスが加わったりすると、花粉症の症状がひどくなるという方は多いのではないでしょうか?

症状を抑えるには、交感神経と副交感神経のバランスを取ることが大切。

また、免疫細胞の8割は腸にあると言われているので、腸内環境を整えるのも大事です。

自律神経と腸内環境、どちらを整えるのにも鍼は効果的なので、花粉症対策の一つとしてぜひ鍼も試していただきたいです。




我が家には今年、受験生がいるのですが、大学の生協が発行している受験生応援号の冊子に、試験前の緊張で眠れない時におすすめの「ぐっすり眠れる方法」が載っていたのでご紹介します。

〜カウントダウン睡眠法〜

ベッドに入り、100から始めてゆっくりと、3秒にひとつくらいの速度で99、98、97…と数字をカウントダウンして数えていきます。

途中で数を忘れてしまったら、また100に戻って数え直して下さい。


これでリラックスしていつのまにかぐっすり眠れるということなので、寝付きが悪い時には一度試してみてはいかがでしょうか?
患者さんから、「まあいいか(^^)」という言葉が気持ちをラクにしてくれるので、つい色々考え過ぎてしまう時などに意識して口に出すようにしていると聞きました。

その患者さんだけでなく、現代人は頭でたくさん考え過ぎる傾向があるように思います。

イヤなこと、失敗してしまったことなど過去のことで、振り返ってもどうしようもないことを何度も思い返しては改めてイヤな気持ちを反芻してしまっている…というのは、ものすごくもったいないことです。

腹が立ったりガッカリしたりなどなど、イヤな気持ちがした時、その気持ちにフタをしてなかったことにしてしまうといつまでも自分の中でくすぶってなくならないので、まずはイヤな気持ちをしっかり感じて受け入れて、その後から「まあいいか(^^)」と切り替えてあげる。

そうして自分の機嫌を自分で上手くとってあげられるようになっていくと、心も身体もスッとラクになっていくはずです。
最近、同じ鍼灸師仲間の先生がうちに施術を受けに来て下さいます。

鍼灸師はみんなそうだと思いますが、自分で手が届く範囲は自分で鍼が出来るけれど、背中など、どうしても自分で出来ないところに鍼を刺したい時は人の手を借りるしかないんですよね。

普段1人で仕事をしているので、情報交換したり、ちょっと気になることを話したいなと思っても同業の人と話す機会があまりないのですが、施術を受けに来てもらえるとゆっくり話しが出来て、私にとってもありがたい時間になっています。

私も鍼灸師の国家資格を取ってから早30年ほど経ち、気付けば立派に「中年」と言える年齢になってしまいました。

皆さんの身体の不調をケアすると同時に、自分の身体のメンテナンスも大事にしていかないとなぁと改めて感じています。

鍼の力に助けてもらって、皆さんと一緒に健康寿命を延ばしていきたいと思います(^^)
患者さんのお知り合いの方が、強いストレスを受けたことで、一晩にして白髪がものすごく増えてしまったというお話を聞きました。

普通、白髪というと根元の所から白い髪が生えてくるイメージですが、今、生えている髪の色素が気持ちひとつで抜けてしまうという不思議なことが、実際に起こるのですね。

気持ちの持ちようで、自分の意思とは関係なく身体にすごい影響が出るという証明のようなお話だなぁと思いました。

これは嫌なストレスを感じて身体に悪い影響が出た例ですが、ということは逆に、いい気分で過ごしていると身体は良い状態に変化していくはずです。

気持ち次第で体調が良くなる可能性があるのなら、不安や怖れに目を向けているのはとてももったいないことですよね。

とは言っても痛みや不具合があると、そこに意識がいってしまうのはしょうがないことなので、その気持ちにフタをしないでまずは一旦受け容れてみて下さい。

イヤな気持ちにフタをしているといつまでも自分の中から無くならないので、モヤモヤした時はいつでもうちに吐き出しに来て下さい。

吐き出してスッキリした後に「でも大丈夫」と切り替えるお手伝いをさせていただきます(^^)
人間が生きていくうえで、最も大切と言える脳の働き。

すべてにおいて、脳が良い状態で働いてくれることがいい影響を与えてくれます。

その大切な脳は、リラックスしながらも過剰にリラックスし過ぎない、適度なリラックス状態にある時に一番良く働いてくれるそうです。

なんだか難しそうですが、「適度なリラックス状態」を自分で作り出せる方法の1つが「逆腹式呼吸」です。

通常の呼吸とは逆に、鼻から息を吸いながらお腹をへこませ、息を吐きながらお腹をふくらませるのが「逆腹式呼吸」。

人間は息を吐く時に力が入って緊張しやすいので、逆腹式呼吸で息を吐く時に身体をゆるめると、簡単に適度なリラックス状態に持っていくことが可能になります。

何かに取り組む前、学生さんなら試験の前などに、この呼吸法を意識して取り入れてみると、パフォーマンスが上がると思いますよ(^^)