和歌山で開業20余年の鍼灸院です。
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昨日は風と冷え込みがきつかったですね。

それまでがまあまあ暖かかったのに、急に10℃近くも冷え込んだ上に風が強かったので、自転車の人は大変そうでした。

人間は寒さを感じると、少しでも熱を逃がさないようにしようと無意識に身体を縮めるので、どうしても筋肉が硬くなってコリが出てきやすくなりますし、冷えて体温が下がると免疫力も落ちてしまいます。

また、コロナウイルスの感染者が和歌山に出たとテレビや新聞に大きく取り上げられていますが、そんなニュースを見て不安になる気持ちも免疫力を下げる一端になります。

今話題のウイルスをもらわないためにも免疫力は上げておかないといけないので、冷えも不安な気持ちも厳禁です!

室温の調整をしたり、外出の際は服装で調節したりカイロを貼ったり、お風呂に入ったりして身体を温めることに加えて、ゆっくり深呼吸して身体を緩めてあげることや、不安な方ばかりに目を向けずに明るい気持ちになれることを考えるのも免疫力アップに効果的なので、ぜひ意識してみて下さいね。

ずっと暖冬が続いて、あちこちで雪不足のニュースが流れるくらいのこの冬でしたが、先週の後半辺りからぐっと寒くなりましたね。

今までが暖かかっただけに、平年並みの寒さにも関わらず、すごい冷え込みのように感じられます。

2月なんだからこんなもんでしょうと思う気持ちもありますが、急に寒くなると身体がびっくりしてしまいますよね。

最近の気候は、季節の変わり目にだんだん気温が変化して徐々に寒くなる、暑くなるといった変わり方でなく、「◯月とは思えない気温」のように季節外れの気温になったかと思えば翌日には前日からプラスマイナス10℃くらい平気で変わったりするので、身体がついていくのが大変です。

気温差は自分で思う以上に身体にストレスなので、何も変わったことはしてないのに…と思っていても自律神経のバランスが乱れやすくなります。

前日との気温差が激しい時は、衣服や冷暖房で調節するのはもちろんですが、深い呼吸、特に吐く息を意識してゆっくり呼吸して、自律神経のバランスを整えてあげて下さいね。




パソコンやスマホが普及した今、1日の中でこれらを一度も見ないで過ごすという人は少数派になっているでしょうね。

これらの画面から発するブルーライトは人類が過去に経験したことのない新しい光線なので、実際にどのくらいの影響を受けているのかまだよく分かっていないようです。

でも、はっきりしたことは分からなくても目にとって強い光の刺激を受けていることは確かですよね。

目の疲れは頭痛や肩こりのきっかけにもなるので、気付いたらなるべく休めるようにしてあげて下さい。

人工的な強い光から目を逸らし、自然の景色をぼんやり眺めるだけでもいいですね。

また、目を閉じて眼球を上下左右に動かしてあげるのも、まぶたの裏に刺激を得られて気持ちいいですよ(^^)
健康でいるために、自律神経のバランスを整えることが大切ですよということは、あちこちで言われているので聞いたことがあると思います。

とはいえ、自律神経のバランスが整っているかどうかは健康診断を受けても判別しにくいですよね。

そこで、簡単な隠れ自律神経失調症のチェックテストを見つけたので、気になる方はチェックしてみて下さい。

※ 手足が冷たい
※ 暑くないのに汗が出る
※ 食欲が失せる
※ 感情が不安定(イライラしたり、悲しくなる)
※ 夜、なかなか寝られない(早寝早起きができない)
※ やる気が起きない(気力がない)
※ 暴飲暴食をしがち
※ 感情を示さない、感動しない

以上、8つの項目のうち2つ以上当てはまる方は、自律神経失調症の前兆かもしれません。

「隠れ」ているうちは、なんとなく不調というくらいの自覚症状なのであまり危機感もないと思いますが、この状態が長く続くとガンや心臓病、その他さまざまな病気を引き起こす要因になってきます。

自律神経を整えることは、身体だけでなく心の健康にとっても非常に重要なことなので、自分に合った、簡単に出来る方法を色々取り入れて、積極的にバランスを取っていきましょうね。
今までも何度か呼吸についてお伝えしていますが、自律神経を整えて心身の調子を良くするためには深い呼吸がとても大切なんです。

人間は呼吸をしないと死んでしまうので「あ、今呼吸するの忘れてた!」というようなことはなく、誰でも無意識に吸ったり吐いたりしていますが、意識していないと自分が持っている肺の力を全然使えていない浅い呼吸になっていることが多いです。

肺は、肋骨と横隔膜が動くことによって酸素を取り入れたり吐き出したりするので、肺周りの筋肉の力が弱かったり硬くなっているとなかなか思うような深い呼吸が出来ません。

今、意識して深呼吸をすると、いつもよりたくさんの酸素を取り入れることが出来て、心身にもちろんいい影響を与えられるのですが、深く吸う、めいっぱい吐き切る、ということをもっと意識的にやっていくことで肺周りの筋肉が少しずつ鍛えられて、より深い呼吸が出来るようになってきます。

意識することで、少しずつですが本当により良い方向に変わっていくので、気が付いた時に深い呼吸を取り入れてみて下さいね。
これ、おすすめです!
写真でサイズ感が分かるでしょうか?

足の間に挟んで使用するのにぴったりな、小さめサイズのバランスボールです。

バランスボールは上に座れるような大きいサイズのものが一般的でよく見かけると思いますが、この小さいサイズのものが欲しくて以前から探していました。

そしたら最近、100円均一のお店で見つけたんです!

100円だし、どんなもんかなぁとあまり期待せずに買ってみたのですが、空気を入れて使ってみると、充分大満足の使用感でした(^^)

テレビを見ながら、椅子に座って、寝転がってなど、お好きな姿勢で足の間に挟んでぎゅーっと10秒ほど内側に力を入れて離す、を繰り返すことで太ももの内側の筋肉が鍛えられます。

膝の痛みや、尿漏れなどにも効果があるので、ぜひ気軽に取り入れてみてはいかがでしょうか?

もし空気を入れられないという方がいれば、持って来ていただいたら空気を入れさせてもらいますよ。
ハマります!
最近、面白い本を見つけました(^^)

その名も「超超超超超…むずかしすぎるまちがいさがし」という、表紙の絵のかわいらしさに反して「超」が18個もつくほど難しい間違い探しの本です。

そんなこと言っても、大人にとったらそれほど難しいってこともないやろうと軽い気持ちでやり始めたのですが、これがなかなか間違いを見つけられない(ーー;)

問題には難易度が分かるようにマークをつけてくれていて、簡単とされる問題はまあまあなんとか全部見つけられましたが、最後の方の激ムズ問題は本当にかなりの難易度で、知らず知らずのうちにものすごく集中して取り組んでいました。

間違い探しなんて久しぶりにやりましたが、これは本当に観察力・集中力・思考力を楽しく養ういいトレーニング法だなぁと実感しました。

この本は、小さい子どもさんがやるには文字通りちょっと難し過ぎますが、他にも色々な本が出ていると思うので、どんな年齢層の人もそれぞれに応じたものを選んでやることで、楽しく脳トレが出来るのでおすすめです(^^)
いつも「いい気分」で幸せを感じながら生活していけたら理想的ですが、日々の生活の中で、イラッとする、ムッとする、モヤモヤする…などなど、大小さまざまな「イヤな気持ち」を感じてしまうのは、誰しも避けられないことだと思います。

これを「こんなネガティブなこと考えたらダメだ!」とか「マイナスの方向に考えないようにしなくちゃ!」というように無理して気持ちにフタをすると、感情が不完全燃焼のままずっと残ることになってしまいます。

無意識に自分の感情にフタをするクセがついている人、結構多いのではないでしょうか?

「イヤな気持ち」を感じること自体は何も悪いことではないので、罪悪感を持つ必要はありません。
その感情を流さずに、しっかり感じてみて下さい。

どんな感情もしっかり感じきるといいのですが、「イヤな気持ち」の場合、それをいつまでも引きずるのは時間がもったいないと思いませんか?

限られた人生なのだから「イヤな気持ち」で過ごす時間はなるべく短い方が良くないですか?

パッと気持ちを切り替えられる性分じゃないんよなー…という方、頭で考えているだけではなかなか難しいので、身体の感覚を使うやり方がおすすめですよ。

簡単なのは、腕にゴムを巻いておいて、イヤな気持ちになった時にパチン!と軽く弾いて身体に刺激を与えてあげるやり方。

これは、プロスポーツ選手も取り入れている方法です。

また、「切り替えの呪文」を作って声に出して、自分に聞かせてあげるのも効果的です。

「やめやめ!」「キャンセルキャンセル!」「はい終わり!」「よし!」など、自分にしっくりくる「切り替えの呪文」を作って、生活に取り入れてみて下さいね(^^)



パソコンやスマホが普及してきた今、肩こりを感じる人はどんどん増えて、小さい子どもさんでも肩こりを訴えることが珍しくないこの頃。

肩こりというと、固くなっている肩をもみほぐしたくなりますが、肩以外の筋肉も影響していることが多いんです。

肩こり対策の1つとして、自分で出来る簡単なマッサージをお伝えしますね。

脇の下に手を入れて肋骨を感じて、その肋骨の上にある筋肉をほぐすように上下にマッサージしてみて下さい。

この部分の筋肉がほぐれると、肩甲骨と肋骨が動かしやすくなり、呼吸も深くなりやすいし肩こりの軽減も期待できますよ。

脇の下は人に触られるとくすぐったいところなので、お風呂に入った時などに自分でほぐしてあげる習慣をつけるといいですね(^^)




6月2日の日曜日、和歌山県鍼灸マッサージ師会の定時総会に出席してきました。

総会の始めにあった会長の挨拶の中の、健康寿命についてのお話が興味深かったのでご紹介しますね。

皆さん、日本で一番健康寿命が長い県はどこだかご存知ですか?

一番は、山梨県。
二番は埼玉県だそうです。

この2県と他の都道府県との違いは何だろうと調べてみたところ、山梨県は、人口に対して図書館のある率が全国1位。

埼玉県は、全国で一番、防犯に力を入れている県だということが分かったそうです。

アメリカで実施された脳の調査で、健康寿命が長い人々に共通していたことは「本をよく読むこと」と「ボランティア精神が旺盛」というところだったという結果が出ているそうなので、山梨県と埼玉県はこの調査結果に当てはまっているのではないかということでした。

健康寿命を延ばすには、好奇心と感謝の心を大切にすると良さそうですね(^^)