和歌山で開業20余年の鍼灸院です。
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ここのところ、本当に寒い日が続いていますね。

今年はそんなに寒くないなぁと思っていましたが、やっぱり2月には厳しい寒さが待っていました(>_<)

エアコンをつけても部屋がなかなか暖まらず、真冬を実感します。

ですが、私は冬生まれだからか寒いのは結構好きで、少々寒くても薄着でウロウロしているので、時々家族に驚かれています(^^;)

寒いと無意識に身体が縮こまってしまい、筋肉が硬くなり、あちこちにコリが溜まりがちです。

特に脚の太ももには大きい筋肉があるので、脚を動かすことで筋肉に熱を作ってもらうようにするといいですよ。

冬はどうしても動くのが億劫になりやすいので、意識して身体を動かすようにして下さいね。





昨日のNHKの「ガッテン!」は、治らない肩こりの真の原因は首の奥にあるということで、首こりについて取り上げていました。

たまたま気付いたので見ていたら、首こりの治療には鍼が効果的だと紹介されていて嬉しくなりました(^^)

首こりの原因は、後頭下筋という頭と首の境目、ぼんのくぼ辺りにある筋肉が硬くなることにあるとして、そこを鍼でゆるめてあげるとこりを和らげる効果があるとのことでした。

他に自分で出来る改善法として、首をイヤイヤするようにゆっくり左右に動かす、うんうんとうなづくように上下に動かすというのも良いそうです。

動かす時、目を開けていると筋肉が緊張してしまうので、目を閉じてやって下さいとのことでした。

最後まで見ていると、また来週も鍼を特集した番組が放送されると予告がありました。

最近のNHKは、よく東洋医学のことを取り上げてくれるので、テレビをきっかけに鍼を体験してくれる人が増えるといいなと思います。

ここ最近、2月なのに暖かい日が続いていますね。

先日も、お天気が良くウォーキング日和だったので、いつものお城ではなく和歌浦の方まで車で行って周辺を歩いてきました。

和歌山は、ちょっと車を走らせれば海を見ながら歩くことも出来て、本当に恵まれてますよね。

冬の海は穏やかで、2月とは思えないぽかぽかしたお天気の中、きれいな景色を眺めながら気持ちよく歩いてきて、とてもいい気分転換になりました(^^)

歩くことは、お金も道具もいらず、誰でも自分のペースで手軽に取り入れられる運動なので、健康を維持するためにぜひ取り入れて欲しい習慣です。

あまり寒い時に無理に外を歩く必要はないですが、お日さまが出てちょっと暖かそうだなと思ったら、外を歩いて深呼吸してみて下さいね。
先日、うちの嫁に、右目の下がピクピクする症状が現れました。

この、目の周りがピクピクと不定期に痙攣するというのは、顔の中でも特に隠せないところの症状なので、本人はもちろんですが、周りも結構気になります。

すぐに治るだろうと思ってしばらく様子を見ていましたが、なかなかしぶとく続いていたので、刺さない鍼でポイントを刺激してみました。

ピクピクしているところではなく、対応している首のポイントを少し強めに刺激してみると、次の日からはほぼ症状が見られなくなり、そんな症状を気にしていたことをすっかり忘れるほどに改善されました(^^)

近くで効果を目の当たりにして、やっぱり刺さない鍼も効果あるなぁと改めて思った次第です。

色々な症状に有用な刺さない鍼ですが、こんな症状にもなかなか速効性があるので、気にしている方がいたらぜひ試しに来て下さいね(^^)
日本人にはあまりスキンシップの習慣がないので、大人になると家族間でも触れ合う機会がほとんどないという方が大半かもしれません。

ですが、あたたかい手で優しく肌に触れてもらうことで、以前にも紹介したことのある「幸せ系ホルモン物質」がたくさん分泌され、心(脳)にも作用して、痛みを抑えたり、愛情や信頼、安らぎを作り出すことが明らかになってきています。

痛いところがあると、無意識に手を当てたりさすったりしますよね。

これ、自分でするのも良いのですが、自分以外の人にしてもらうとその効果は何倍にも上がります。

本当に痛みが軽減されるので、ぜひ試していただきたいです。

そして、さすってもらっている人はもちろんですが、さすっている人にも「幸せ系ホルモン物質」がたくさん分泌されるので、お互いに良い効果が期待できるんです。

簡単なことなので、スキンシップを取り入れないのはとてももったいないことだと思います。

特にご家族と一緒に暮らしている方は、日常にどんどんスキンシップを取り入れるとお互いによい影響があるはずですよ。




この時期、ドアノブに触れるとバチッとしたり、セーターを脱ぐ時、人に触れた時などに静電気が発生しやすくなっていると思ったことはありませんか?

静電気は冬のイメージが多いですが、実は一年中発生していて、身体に帯電すると心身の不調を引き起こす原因になるんです。

身体に溜まった静電気を逃がすことで、心身の不調が改善されたりストレスが軽減される効果もあるので、いくつか簡単な静電気除去の方法をお伝えする中から出来そうなことを取り入れてみて下さい。

家で出来る一番簡単な方法は、水道の水を流しっぱなしにしてその水に触れることです。

また、外に出て、土を触ったり、地面に裸足で立ったり、木や植物に触れるのも、静電気除去に効果的です。

ガーデニングが趣味で土いじりをよくする方は、好きなことをしている楽しさと、土に触れて静電気を除去することで、体調が良くなる効果が期待できますよ。

裸足で地面に立つだけでも静電気除去に効果的なのですが、現代人は外に出る時、必ず靴を履いているのでなかなか土の地面に直接立つということがなく、静電気を帯電し過ぎて身体の不調に現れる、ということがよくあります。

裸足で地面に立つのが難しいようなら、お城や神社などで大きな木に触れると良いと思います。

手の届くところにある木に直接触れて、身体に溜まった静電気の除去と、木のエネルギーをチャージして下さい。

そんなことを続けていくと、静電気の帯電が減って、だんだんと体調もよくなってくるのを実感できると思うので、ぜひ試してみて下さいね(^^)
以前は朝、テレビでニュースを見るのが日課でしたが、最近は暗いニュースを見ないようにしています。

明るいニュースなら良いのですが、だいたいは暗い事件や事故のニュースが多く、無意識に嫌な気持ちになってしまうことに気付いたからです。

人間の脳からは「幸せ系のホルモン物質」と「苦痛系のホルモン物質」が分泌されることが知られています。

人間が生きていく上でどちらも必要なのですが、苦痛系の方ばかりにスイッチが入ってしまうとネガティブな気持ちが続き、日常が楽しいと思えなくなることにつながります。

苦痛系のホルモン物質は、やりたくないことをやったり、気持ちが落ち込んだ時、また、ネガティブな情報を見たり聞いたりするだけでも分泌されるということなので、幸せ系のスイッチが入っている時間を多く過ごすためにも朝のニュースを見ない習慣を続けていこうと思います。

幸せ系のホルモン物質は、お風呂でリラックスしている時や、好きな事に熱中している時など楽しいと感じることをやっている時に分泌されます。

また、マッサージされて心地よさを感じる時にも幸せ系のスイッチが入るので、ぜひ当院へ幸せスイッチを入れに来て下さいね(^^)



この土日は和歌山にしては珍しく雪が降って、本当に冷え込みが厳しい2日間でした。

和歌山に暮らしていると雪が降ることに慣れていないので、もういい大人ですがなんとなくワクワクしてしまいます(^^;)

雪が降るほどの寒さだと身体がいつもより固まってしまい、ふとした動きの時に腰を痛めたりすることがあるのでくれぐれも気をつけて行動して下さい。

どうしても厚着になり肩も凝りやすくなってしまうので、肩が前に入らないように気がついた時に反らす姿勢を取るようにするといいですね。

とにかく寒いと身体中が固まりやすいですから、少しでも動かすように意識して過ごして下さい。
「あいうべ体操」って、聞いたことありますか?

福岡の今井一彰さんというお医者さんが、口の周りの筋肉と舌の力を鍛えて口呼吸を鼻呼吸に改善すると、あらゆる病気の原因治療になるということに気づいて考案された体操です。

誰もが1日中休むことなく続けている呼吸。

この呼吸を口呼吸から鼻呼吸にすることで、なんとなく疲れやすい、だるいといった症状や、アレルギー性疾患(花粉症、喘息、アトピー性皮膚炎など)が改善されるということです。

やり方は、体操の名前の通り。

「あ」「い」「う」「べー」と大きく口を動かすだけです。

声に出しても出さなくてもどちらでも大丈夫。

「べー」の時には、舌を突き出してアゴの先をなめるイメージでやります。

「べー」がうまく出来ない場合は、大きめのあめ玉をなめて舌を動かす練習をすると良いそうです。

アゴを大きく開けると痛むという方は、「い」と「う」を繰り返すだけでもOK!

簡単なので、入浴中などにぜひやってみて下さい(^^)



夕食時に娘が、「楽しくなくても笑ってると身体にいいんやって〜」と言いだしました。

どこでそんなことを知ったのかと聞くと、英語の時間に、そんな話を元に問題が出されたとのこと。

興味深かったので、そのプリントを見せてもらいました。


「あなたの脳は本当のほほ笑みと偽のほほ笑みの区別がつかない。

なので、心身の健康を改善するため、出来るだけ多くほほ笑みなさい。

幸せだと感じていない時でさえ、自分をほほ笑ませることでプラスの効果が得られるだろう。

次に、楽しい映画を観たり、本を読んだりしなさい。

最後に、いい気分になれる友人や家族と時間を過ごしなさい。

幸せで、楽しいことが、自分自身の幸せな面を引き出してくれるだろう。」

というような内容でした。


こんな話を高校生達が勉強しているなんて、とてもいいことだなぁと嬉しくなりました(^^)

高校生達にとってはたくさんある英語の問題の1つでしかないかもしれませんが、こういう話しに触れたことで、ちょっとでも心に残ってくれていたらいいなと思います。

今現在幸せを感じられない、楽しくないと思っていても、ウソでいいから口角を上げて笑顔を意識していると、不思議とだんだん本当に笑顔になれるようなことが起こり始めます。

このことを心に留めて、ぜひ毎日意識的に笑顔で過ごしてみて下さい(^^)